年の瀬メランコリック…

昨日は職場の忘年会だった。

お洒落な店に縁遠い飲んだくれ野郎が多い泥くさい会社なのだから、その辺の中華料理屋で構わないのに…(土曜の昼に よく行く○○軒で良かったのに…)幹事がわざわざ銀座の本格的中華料理屋を予約していたため、いろいろと大変だった。

日本人好みに改良された中華料理に慣れ親しんでいる我ら小市民には 本格的中華というのは いまいち美味く感じず、紹興酒を頼んでみたら やはりこちらも口に合わなかった。
やっぱり我らはビール党だなとか何とか言って、生ビールを注文しようとしたら「瓶ビールしか置いてないヨ」と片言の日本語で中国人従業員に 素っ気なく対応され、仕方なく瓶ビールを頼んでみたら 全く冷えてなかった…(^_^;)
そのうち酒乱の上司が中国人従業員に絡み出したので 慌てて上司をなだめていると、今度は幹事の方が(幹事なのに!!)わがままばっかり言う野郎どもに逆ギレし、大声を出し始めたので やっぱりこちらも僕が火消しに走り…という感じで 何だか今年一年を振り返る会のはずなのに 来年につながるような有益な話は一切ないまま終宴となった。

その後 二次会に流れたあと、終電近い電車で帰路につくと、家路が違うはずの同僚Ｍ君がついてきたので…こりゃあ 何かあるなとは思っていたが よりによって泥酔者で混雑した車内で「来年 結婚式をあげるので 披露宴で余興をお願いできますか」と言ってきた。

「こんな状況(場所)でお願いするやつがあるか!!」と一旦は断ろうかとも思ったが…めでたい話に水をさす訳にもいかず、ふたつ返事で快諾した。

Ｍ君と別れたのち 最寄り駅に到着。改札を抜けると最終バスはとっくに行ってしまっていて、年末の書き入れ時でタクシーもつかまらなかったため歩いて帰ることにした。

途中 閉店間際の小さなラーメン屋に寄り、ラーメンと餃子を食べたら すこぶる美味く「やっぱ小市民には この味だよな」と思った。