落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

沖縄帰省録 その7…

2011-06-30 20:02:41 | 沖縄帰省録
【その7】
雲の上を飛んでるうちは 比較的おだやかで ヘッドフォンで音楽を聴きながらリラックスしていたのだが…いざ沖縄(那覇空港)へ着陸態勢に入り、雲の下へ降りた途端 激しい揺れに襲われた。

先の震災から こういう不条理に襲ってくる揺れに臆病になっている僕は 久しぶりに飛行機でビビってしまった。

飛行機は大きく揺れながらも高度を下げ続けたが 滑走路まで残り数メートル(…に感じたが実際は数十メートルはあったのだろう)というところで着陸を断念し急上昇。また雲の上まで高度を上げた。

その間も結構な揺れが続いたため 乗客は一様にビビりモード。

雲の上で旋回した後、再び着陸態勢に入り高度を下げると、またしてもひどく揺れたため今度も難しいか!?と思ったが 二度めは無事に着陸する事ができた。

着陸した途端、乗客から安堵の声とともに拍手がおこった。

予定時刻から大分遅れての到着だったが 窓の外の荒れた天気を見たら 無事に到着できただけで良しとしなきゃなと思った。
(つづく)

沖縄帰省録 その6…

2011-06-29 20:59:53 | 沖縄帰省録
【その6】
赤い電車に乗っかって 羽田へ向かう。

台風情報を気にしながら向かっていたが ふと時計を見ると出発時刻まで30分をきっている。

台風がどうのこうのと言ってる場合ではない!空港へ着くなりダッシュで出発ロビーへ向かった。
運よく保安検査場は空いていたものの、搭乗口がかなり遠いトコにある。

これまたダッシュで向かい、どうにか出発時刻に間に合った。

座席につくと、飛行機はすぐに動き出し、台風近づく沖縄へ向かい飛び出した。
(つづく)

沖縄帰省録 その5…

2011-06-28 23:13:50 | Weblog
【その5】
関東にいた週末までの数日間は 山積した仕事を片付けるのに忙しかった。

帰りが遅く、テレビを見たり、家族と話したりする時間もなく沖縄へ台風5号が近づいている事を全く知らなかった。

金曜日。
ようやく仕事に道筋がつき、さて空港に向かおうかなぁと身支度していたときに「ところで…台風は大丈夫なんですか?」と同僚に聞かれ、はじめて台風の接近を知った。

慌ててネットで台風の予想進路を確認すると本島への直撃はなさそうだが強風域に入るのは まず間違いなさそう。

飛行機はちゃんと飛んでくれるのか?ハラハラしながらも とりあえず空港へ向かった。
(つづく)

沖縄帰省録 その4…

2011-06-27 18:58:01 | 沖縄帰省録
【その4】
旅行四日目。
病人ふたり(嫁さんと娘)の看病を母にまかせ、仕事のある僕は ひとり東京へ戻る事にした。

羽田空港に到着してからは自宅に寄ることなく、そのまま職場に向かう予定でいて、同僚らには「昼過ぎから出勤する」と伝えていた。

…なので沖縄の実家を出発したのは朝早く、空港までは高速バスを利用した。

早朝だというのに、バスには観光客や地元の買い物客の他にサラリーマンも多く乗車していて、空港より飛行機、到着後に電車と乗り換えていくうちにサラリーマンの比率がどんどん高くなり…都心に着く頃には 周りはサラリーマンだらけで 沖縄土産を片手に南国スタイルな僕は かなり浮いていた(^_^;)

職場に着くと、やはりというか何というか“大量の仕事”が待ち受けていた。
(つづく)

沖縄帰省録 その3…

2011-06-24 23:42:36 | 沖縄帰省録
【その3】
前の晩に熱を出した娘を連れて、朝一番に近くの小児科へと向かった。

僕自身も小さい頃に通った事のある小児科だったので「連れて行くのは僕だけで大丈夫だよ」と同じく具合を悪くしている嫁さんに言ったのだが、我が子が熱を出し、気が気でないらしく青ざめた顔をしながらも後をついてきた。

小児科内は褐色に焼けたちびっ子達が 元気よく走り回っていて、とても病人のようには見えなかった(笑)僕らが待合室に座ると、雰囲気で“よそ者”である事がわかるのだろう ちびっ子達は突然おとなしくなり、こちらの方をじっーと眺めていた。

診察は5分程で済み、風邪薬の他に汗疹(あせも)の薬も処方してもらった。
予定ではこの日、父親の方へ娘を連れて行く事になっていたが、娘がこんな状態では その予定をキャンセルせざるを得なかった。
(つづく)