多忙で忘れん坊…

お盆休みが明けた途端に 大きい仕事が立て続けに入ってきて、いずれも今週が納期となっていたために ここ数日間は大変慌ただしく過ごしていた。

忙しい一週間を終えた今日、久しぶりに喫茶店に寄り道して一服していると…何かを忘れているような気がしてきた。はて？何だろう??としばらく考えてはみたものの、全く思い出せない。諦めて考えるのをやめて、細かくチェックできていなかった今週のニュース(広島市の土石流災害の続報や代々木公園で感染したというデング熱に関するニュースなど)に目を通して、ある程度時間が経ったので そろそろ帰ろうかなと思った瞬間、先ほどまで全く思い出せなかった事がふと頭をよぎった。

「あ！そういや今晩 友人Ｓ君と夕飯を食べるんだった！」

思い出したはいいが すでに約束の時間はとっくに過ぎていて、結局 約束を破ることになってしまった。とほほ。

同じ過ち…

ついこの前まで 青々としていた田んぼのイネが 少しずつ色褪せてきた。もう少ししたら田んぼ一面が黄金色となり収穫の時期を迎える。

昨日は朝からコンバインの手入れや乾燥機の掃除など 収穫に向けた準備を進めた。

去年の収穫のあと 一年もの間眠り続けていたコンバインは だいぶ埃がたまり、エンジンもかからなかった。
そのため機械の下に潜り、バッテリーを取り出して数時間かけて充電。その後 元の場所に戻すため再度 機械の下に潜ったのだが、横着してカバーを外さずに狭いままで作業していたため、スパナが電極に触れて通電してしまいパチパチ!!と大きな音とともに火花が散った。

びっくりしたのと感電したのとで反射的に飛び上がろうとしたのだが 何せ機械の下に潜り込んでいたものだから、思いっきり機械に頭をぶつけてしまい 手もどこかにぶつけてしまったらしく、気づくと血が流れていた。

いやはや春先に田植え機のセッティングをした際にも用心が足らず事故を起こしたというのに…と同じ過ちを繰り返す自分を反省し、その後は用心を重ねて作業した。

最終手段は…

全く上達しないものの、下手なりに三線演奏を楽しんでいる僕を見て、どうやら娘もやってみたくなったらしく…三線を欲しがりだした。

「そうか そうか」とすぐに買ってやりたくなったものの、奥さまにその事を話すと「最近 苦労してピアノをもらってきたばかりでしょ!!」と一蹴された。まぁ～奥さまが言うことはごもっともだし、奥さまの理解を得られないということは お小遣いから(三線代を)捻出しなければならなくなるが(僕の)懐工合はいつだって芳しくない。

むむむ…(-.-;)八方塞がり。

しかし 諦めるのはまだ早い…最終手段の自作という手があるではないか！そう思い 近くのホームセンターで木材の端切れ(３７円也)を買ってきた。その他 三線の胴部分には百円ショップで買ってきた丸缶(当然１０８円也)を使用しカンカラ三線にすることに。弦の方はもともと安いので 沖縄物産店(わしたショップ)にてゲット。

これで資材は揃った。
あとは僕の腕にかかっているが 僕は意外と手が器用なので、まだまだ序の口なのだがうまく出来上がるような予感がしている(いつもの根拠なき自信)

はてさて みごと娘用のミニ三線は出来上がるのか!?そして それを娘は気に入ってくれるのか!?
……今から楽しみだ。

沖縄帰省録 その２…

(これは去る７月の中旬に 故郷である沖縄へ帰省した際の回想録です)

(つづき)
那覇空港に到着して迎えに来ていた母と合流すると、すぐさま到着ロビーと同じ階にある沖縄そば屋さんに入った。

どうせ夕飯をとるならば少々我慢して沖縄そばを食べようと思い、羽田空港を出る前からお腹に何も入れてなかったので 空腹はかなりピークに達していた。

我慢した甲斐あってか 久しぶりの本場の沖縄そばは大変美味しく感じ、麺類が大好きな娘も 久しぶりに会う母(娘からみると祖母か)が話しかけているのをスルーしながら黙々と麺を口に運んでいた。

空港での夕飯を済ませたあとは 母が乗ってきたクルマを僕が運転し、実家のある本島北部へと向かった。

実家に到着して移動中から眠りについたままの娘を抱きかかえてクルマを降りると、奥さまが満天の星空を見上げながら「北極星がだいぶ低い位置に見える」とつぶやいた。そうか 緯度が違うから いつも見てる星空と違うのかぁ～と思いながら 実家に入ると長時間の移動の疲れからか すぐに睡魔が襲ってきて、風呂も入らずに眠ってしまった。

(つづく)

家系図作りは続く…

興味を持ったことには とことんのめり込むタイプのうちの奥さま。

家系図を作り出したものの資料不足で頓挫して諦めるかと思いきや、我が家の奥から さらに別の資料を探し出してきて 引き続き家系図作りに寝食を忘れる勢いで取りかかっている。

送りの日である１５日の夕方には 迎えの日と同様に家族(この日は親戚も一緒に)で近くにある墓地へとご先祖さまを送りに出かけたのだが…一通り線香をあげたりしたあとも奥さまは帰る気配がなく、お墓の裏にまわり墓石に彫られた戒名などもチェックして家系図作成のヒントを得たりしていた。

戸籍謄本や菩提寺よりの過去帳、位牌やご先祖が整理した手書きメモなどなど…さまざまな角度からまとめられた家系図は やたらと壮大なものになってきていて、奥さまののめり込み度も日を追うごとに強くなってきている(苦笑)