落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

悪女…

2009-11-06 01:52:01 | Weblog
帰りの電車 流れる夜景をぼっーと眺める。

雲ひとつない夜空に 満月から数日過ぎた月が浮かんでいる。
すっかり寒い季節となったが 空気が乾燥して夜空を眺めるには適してきた。

「悪女になるなら 月夜はおよしよ
素直になりすぎる…」中島みゆきの歌をふと思い出す。

電車の中吊り広告は週刊誌のモノが多く、殆んどが巷を震撼させている結婚詐欺の女性を大きく扱ってるモノが多かった。
容疑者の女性もこの月夜をゆっくり眺める事ができれば 少しは躊躇しただろうか?

巣立ちの前に…

2009-11-04 21:36:17 | Weblog
(昨日のはなし)
子猫たちを鞄に押し込み動物病院へ連れてった。

なかなか見つからなかった里親も ようやく決まり、今はもらわれてく前に全身を綺麗にしてるトコで、お腹の中にいた虫を薬を飲ませ取り出してるトコ(野良猫なので予想はしてましたが…やはりお腹の中に寄生虫がいたのです)

動物病院には血筋の良さそうな犬、猫を連れてる人が多く、よくわからないがイタチのようなのを連れてる人もいた。
名前さえつけてないノラの猫を連れてるのはウチらくらいだったね(笑)

埃まみれだったこの子らも 病院へ行く前に洗ってやったら見違える程に綺麗になり、何だかまっ白な巨大毛玉みたいでフワフワしてて可愛らしい。これなら 新しい家に行っても可愛がられる事だろう。
名無しのこの子らが名前をもらうのも もうすぐだ。

鮭とカモメと食物連鎖…

2009-11-02 23:57:11 | Weblog
(昨日のはなし)

休日の日課になりつつある 犬の散歩を終え、家に戻ると義父が車庫でゴソゴソやっている。

また日曜大工でも始めたのだろうか?と思ったが いつもの事なのでさほど気にせず、遅い朝食をムシャムシャ食べていると 父が車庫から戻ってきて…
「福島へ鮭を見に行こう!」と言い出した。

「………」

黙ったままの嫁さん。
妹たちは無言で自分の部屋へと消えてしまった。
寛大な母だけは 父の急な提案にも呆れるコトなく「今からじゃ 家を出るのは昼頃になりますよ…」と父へ再確認するかのように聞いた。

父は構わない!といった様子だ。

僕は無言の圧力に屈し、御供する事に。ならば嫁さんも道連れ!というわけで こちらは僕の無言の圧力に屈し、結局4人で出かける事になった。

常磐高速をひたすら北上し福島へ向かった。

着いた先は楢葉町の木戸川。
毎年この時期になると沢山の鮭たちが太平洋からはるばると 産まれ育ったこの川へ産卵の為に帰ってくる。

ピーク時は少し過ぎてしまってたようだが それでも沢山の鮭たちが川をさかのぼり、上流を目指していた。鮭たちは厳しい長旅のせいで ひどく傷ついていて、川辺には息絶えてしまった鮭もいた。
上空には白いカモメが飛び交っていて 今にも息絶えそうな鮭を今か?今かと待ってる姿は何とも残忍であった。

子孫を残すために、本能的に帰ってきて必死に川をのぼる鮭。そしてその周りにある非情なまでの食物連鎖。

帰りに漁協で土産の鮭を買った。
残さず、ちゃんと食べないと鮭に悪いな…
我々も食物連鎖の一部である事に改めて気づかされた。

橙色の夕日と 橙色の木々…

2009-11-01 01:19:10 | Weblog
先日 散歩の達人S君に連れられて青山霊園に行き、大久保利通や乃木希典、志賀直哉、尾崎紅葉といった著名人らのお墓をめぐってきた。

そして今日は多摩霊園まで足を運び、新渡部稲造や江戸川乱歩、与謝野晶子、東郷平八郎、北原白秋…などといった数多くの著名人らのお墓をめぐった。

教科書などでしか知らない彼らは はるか昔に生きた人のように思えるが、実際はキレイなお墓が今だちゃんと残ってて、わずか数十年先まで生きてたんだなぁとリアルに感じた。

あまりに広大な霊園なので 何度も迷子になったが、手持ちのガイドと 敷地内の地図を頼りにどうにか回る事ができた。
入園した時、太陽は高い位置にあったが 霊園を出る頃はすっかり日も傾き、鮮やかなオレンジ色の夕日が、同じくオレンジ色に紅葉した木々を照らしていた。