どうにか帰京…

月曜日は札幌であった友人Ｗさんの結婚式に参加してきた。

月曜日といえば ちょうど台風１９号が九州から本州へと進みながら各地に被害をもたらした日。

結婚式のクライマックスに差し掛かり、親への手紙を読み上げながら涙ぐむ新郎新婦を見て、ついついこちらももらい泣きしてしまいそうになっていた…まさにその時！航空会社から僕らが帰りに乗る予定でいた羽田空港行き最終便の欠航を伝えるメールが届いた。

一気に現実に戻され、出かかっていた涙は瞬時に引っ込んた。式の迷惑にならぬようテーブル下でケータイを操作してツイッターなどで状況を確認したところ…すでに新千歳空港は大混乱している模様。

(連休明けとなる)明朝は 会社でお得意さんとの打合が入っていた事を思い出し…頭を抱えたくなった(一応 結婚式最中なので 表面的には笑顔で…)

そのうち結婚式が御開きとなったので、新郎に事情を説明して二次会をキャンセル。すぐさま空港へと急行した。

けれど時すでに遅し。空港カウンターには長蛇の列が出来ていた。旅慣れしてない同行者らをベンチに座らせ、幹事である僕は列の最後尾に並んで、突発的に発表される臨時便に何とか搭乗できるよう空席待ちを続けた。

…夜まで粘り強く頑張った結果 何とか臨時便に乗れる事が出来て、台風の暴風域が間近に迫り 飛行機がだいぶ揺れたものの、どうにか東京羽田に帰ってくる事ができた。

友人には悪いが(当然 言えないが)挙式よりも空港での大混乱の方が印象に残ってしまった札幌の旅だった。

まぁ いろいろあったけど……「Ｗさん結婚おめでとう!!」

ソラマチプラネタリウム…

(つづき)
東京ソラマチ内にあるコニカミノルタのプラネタリウム天空のポスターを見つけた娘は「行きたい！行きたい！」と言い出した。

市川の動植物園で娘に初めてプラネタリウムをみせて以来、あの不思議な空間(屋内で満天の星空を眺める…原理がわかるはずもない娘は大層不思議に思うのだろうなぁ～)がすっかり気に入ったようで その後さいたま市や船橋市などのプラネタリウムにも行ったようだが…まだまだ飽きる気配はないようだ。

四歳からは子供料金が発生するが、三歳までの子は膝にのせるならば無料だというので迷わずそれを選び投影室に入った。

新しいプラネタリウムなので、きっと映写機も新しいタイプなのだろう…随分とサイズがコンパクトになった感のある丸い映写機のすぐ裏の席に座ったところで投影開始。
まだ見ぬ今夜の星空を一足早く眺めたあと“富士の星暦”というプログラムを観た。富士山の四季折々の美しい姿の上を美しい天体がめぐる様を 姫神の美しい音色とともに眺め、ヒーリング効果抜群なひと時だった。それだけに途中睡魔が襲ってきたのだが(退屈なのではなく あまりに心地良いので)プラネタリウム好きな娘の方は寝入ることなく、僕の膝の上にじっと座りドーム内に映された映像を静かに眺めていた。

プラネタリウムを見終わると昼食をとり、午後は郵政博物館(かつて大手町にあったていぱーくが規模を縮小し、ここソラマチに移ってきている)や千葉工業大学のロボット展示、いろんな街のアンテナショップなどを見て回り十分に時間をつぶしたのち、あいかわらずやまない雨のなか帰路についた。

ソラマチ！…

台風の影響で一日中雨が降っていた日曜日。

久しぶりに嫁さんにひとり時間をとってもらい、僕は娘の子守ついでに散歩に出かけることにした。

けれど外はやむ気配ない雨。映画館や博物館など雨をしのげる屋内施設をいろいろ考えてみたが一日過ごすとなると…やはり大型の商業施設じゃないとダメかなと考えた。
…けれどそう考えるのは皆同じ。クルマで郊外にある商業施設に向かおうものなら大変な交通渋滞に巻き込まれるに決まっている。
クルマが無理ならば鉄道しかなく、どうせ鉄道に乗って行くならば、少し遠出して東京スカイツリーの真下に広がる商業施設“東京ソラマチ”に行ってみることにした。
電車を乗り継ぎ東武線の「とうきょうスカイツリー駅」に到着。スカイツリーの開業に合わせて改装したようで 駅はホームから階段、改札にいたるまで全てがピカピカで、業平橋駅(旧駅名)の面影は微塵も感じなかった。

改札を抜けると すぐにお洒落なお店があり、そのお店群は先を進めど進めど続いていて、一体どれくらいのテナントが入ってるんだろう？と無数の店舗数に驚いた。
さらに施設内は意図的と思える程に複雑で、娘ともどもプチ迷子になったのだが…よくよく考えてみたら特に目的地がある訳でもないので 迷っても別に困らないのかと思うと何だかおかしくなった。

栃木県のアンテナショップでアイスクリームを買い休憩したあと…しばらく歩いていると 娘がプラネタリウムのポスターを見つけ「行きたい 行きたい」と騒ぎ出した…

(つづく)

エキサイティング運動会…

娘が通う幼稚園の運動会があった。

去年の運動会

小さい幼稚園児が群がって何かをしてる姿を眺めるというのは 上手い下手関係なく、何とも可愛らしく思え 近ごろの忙しい日々を忘れさせてくれる程に和んだ。

でも いろいろあるプログラムのなかで僕が一番楽しかったのは 幼稚園児の演舞とかではなく、年長クラスの父親によるリレーだった(笑)
大の大人が走るには幼稚園児用のトラックはあまりに小さく、カーブが急すぎて転倒する父親が続出。カーブでの駆け引きの際は体がぶつかりまくり まるで格闘技のよう。何しろどの父親も我が子の前でいいトコ見せようと本気なのが笑えた。

親に似たのか(!?)うちの娘は かけっこも玉入れもイマイチの成績であったが…仲の良い友達が増えたようで クラスの皆とワイワイやってる姿をみたら何だかホッとした。

御嶽山の噴火…

御嶽山噴火による死者数が雲仙普賢岳を上回り戦後最悪となったようだ。

噴火した直後に動画投稿サイトへとアップされた動画をみた段階では(当然 動画をあげた方は助かっているので)ここまでの大災害になってるとは思わなかったが…やはり自然の脅威、災害の大きさは人の想定をはるかに越えてしまうなぁとつくづく感じた。

東日本大震災以降、想定外などという言葉をやすやすと使ってはいけないように思っているのだが…広島の土砂災害に引き続いての想定外。

紅葉シーズンで週末で快晴で…(時間帯もか…)どれかひとつでも欠けていれば ここまで被害が拡大しなかっただろうと思うと あまりのタイミングの悪さに何ともやりきれない気持ちになる。