せたが屋＠羽田空港

中国共産党は先の三中全会で、一人っ子政策の緩和と労働教養制度の廃止を発表した。どちらも非人道的との批判が強く、かねて見直しが伝えられていた。
一人っ子政策は人口抑制に効果があるとされる一方、違反者には高額の罰金が課されるため人工妊娠中絶を強いられる女性が後を絶たず、人権団体などから批判を浴びていた。また、労働教養制度は毛沢東時代の１９５０年代に導入され、反政府的な市民を裁判手続きなしで収容する手段として使われてきた。どちらの政策も、金で解決できる訳で、賄賂で数億円も稼いでいる共産党幹部や小平が唱えた先富論を自分勝手に解釈している金持ちには何の影響もない。言論も何も規制している中国も、少しは人間的な考えを持ち始めたのか？いずれにせよ中国人に生まれなくて良かった。

さて本日から中国出張。というわけでいつもの様にせたが屋で朝飯。
海外出張の際は、何が起こるかわからないので、これが最後の日式ラーメンと思いつつ食っている。幸いなことに、戻ってこれなかったことはないが。

店には8:00頃到着。


店の造り等々は省略。

入口右側の券売機でらーめん(￥800)を購入してカウンタへ。

卓上には辣油、醤油、酢、胡椒、それにガツン汁が置いてある。


ガツン汁は、昆布とかつおとアンチョビで作ってある。


いつも思うが、大すきなアンチョビの味はよく分からない。

5分ほどでラーメンが運ばれてきた。


スープ：豚骨鶏ガラに魚介系の出汁を加えた醤油スープ。いつもの様に、じわっと魚介系の味が喉を通っていく感じで、日本人にはありがたい味。途中でガツン汁を追加したが、元々魚介系の強いスープなので、それほど変化は感じない。

麺：細縮れ麺。持ち上げの良い麺で、スルスルと喉に入っていく。

具：叉焼、メンマ、なると、海苔、刻み葱。叉焼はばら肉が2枚。昔は燻製だったような気がするが、今回は若干炙ってあるもの。メンマは中太の物が3本。初めて気が付いたが、メンマには切り込みが入っている。なるとはすまなそうに2枚。


ということで、私の評価は


やっぱ、旨いね。

住所：東京都大田区羽田空港2-6-5
営業時間：5:00～22:00
定休日：無休
駐車場：なし

2013年の実績
180杯目/155軒目