「そうだ 京都、行こう。」
・・思い立ったのは、1月。
指折り数えて・・念願の桜の京都です。
京都府
京都市
『桜の京都散策日程』
4月4日
≪宇治平等院≫
宇治市 ≪宇治神社≫
宇治市 ≪宇治上神社≫
宇治市 ≪伏見稲荷≫
京都市伏見区 ≪清水寺≫
京都市東山区
4月5日
≪醍醐寺≫
京都市伏見区 ≪蹴上インクライン≫
京都市左京区 ≪南禅寺≫
京都市左京区 ≪琵琶湖疏水水路閣≫
京都市左京区 ≪白川南通り・巽橋≫
京都市東山区 ≪四条大橋・南座≫
京都市東山区 ≪高瀬川≫
京都市下京区 ≪先斗町≫
京都市中京区 ≪坂本竜馬遭難の地跡≫
京都市下京区 ≪八坂神社≫
京都市東山区 ≪円山公園≫
京都市東山区 ≪京都タワー≫
京都市下京区 ≪東寺≫
京都市南区
4月6日
≪天龍寺≫
京都市左京区 ≪竹林≫
京都市左京区 ≪嵐山・渡月橋≫
京都市左京区 ≪野宮神社≫
京都市左京区 ≪太秦映画村≫
京都市左京区 ≪広隆寺≫
京都市左京区 ≪二条城≫
京都市中京区
(宇治市は京都市伏見区の南方です。)
3日間を
「い」「ろ」「は」「に」「ほ」の5つの編に分けました。
はじまり
「に」編は、右京区と中京区あたりです。
JR嵯峨野線で、嵯峨嵐山駅下車。
そこから、まず「天龍寺」へ向かいます。
≪天龍寺≫京都市左京区 4月6日
、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。山号は霊亀山(れいぎざん)。寺号は詳しくは天龍資聖禅寺(てんりゅうしせいぜんじ)と称する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石である。足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。
天龍寺ご案内
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嵐山を借景とする曹源池です。
曹源池より書院をのぞみます。
さあ、
枝垂れ桜が美しく綻ぶ庭園です。ご一緒にあるきましょう。
本堂を参拝させていただきました。
木製の擬宝珠。木目が清々しい。
龍の襖絵が見えてきましたよ。
龍の襖絵
東西を仕切る襖の雲龍の絵は昭和32年に物外道人によって描かれたもの。物外道人とは若狭物外といい、明治20年秋田県に生まれ、東京芸術学校を卒業後、山元春拳に弟子入りするも自ら絶縁し、富岡鉄斎門下の山田介堂に学んだ富岡鉄斎唯一の孫弟子。天龍寺第8代管長である関牧翁老師の友人で、昭和32年(1957)にこの方丈襖絵を描き上げ、4ヵ月後に70歳で没し、「画龍院如意物外居士」の法名が付けられた。
法堂(はっとう)の天井図「雲龍図」も見せていただきました。
法堂
撮影禁止でしたので、ネット画像です。
どこから見せていただいても、龍がこちらを観てくださいます。
法堂(はっとう)天井に平成9年(1997)天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として日本画家加山又造画伯(1927~2004)により「雲龍図」が描かれた。
天井(縦10.6m 横12.6m)に厚さ3cmの檜板159枚を張り合わせ全面に漆を塗り、さらに白土を塗った上に直径9mの二重円相内に直接墨色で躍動する見事な八方睨みの龍が描かれている。
てくてくとことこ。
天龍寺のそばに広がる竹林の道へと足を運びます。
≪竹林の道≫京都市右京区 4月6日
すっと伸びた竹が道の両脇に並ぶ小道はさわさわという葉ずれの音が心地よく、歩くだけで気持ちも落ち着きつく。少し薄暗い雰囲気も厳かでいいものある。竹林は嵐山から世界遺産・天龍寺の北側を抜け、縁結びのご利益で知られる野宮神社へと続く。
見上げると、竹たちが話しかけてくれるようです。
≪野宮(ののみや)神社≫京都市右京区 4月6日
野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれる)が伊勢へ行かれる前に身を清められたところ。 嵯峨野の清らかな場所を選んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されている。 野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子内親王が最初とされている。斎王制度は後醍醐天皇の時に南北朝の戦乱で廃絶。その後は神社として存続し、勅祭が執行されてたが、時代の混乱の中で衰退した。 そのため後奈良天皇、中御門天皇などから大覚寺宮に綸旨が下され当社の保護に努められ、皇室からの御崇敬はまことに篤いものがあった。 黒木鳥居と小柴垣は平安の風情を現在に伝え、源氏物語、謡曲野宮でも有名な当社は、嵯峨野巡りの起点として多くの方が訪れる。えんむすびの神様、子宝安産の神様として全国から崇敬を集めている。
≪渡月橋≫京都市右京区 4月6日
臨川寺地区から撮った「渡月橋」です。
ぽこぽこと、嵐山のさくら色が可愛いです。
渡月橋という名前の由来については、歴史が古く平安時代になる。その当時に、嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた亀山上皇が、曇りのない夜空に月がさながら橋を渡っていくように見えた様子から、「くまなき月の渡るに似る」と感嘆をされたことから、渡月橋と命名されたといわれている。
月の満ち欠けが刻まれています。とっても素敵。中之島地区、桂川のほとりです。
中之島地区からかしゃり。
臨川寺地区と中之島地区との位置関係がわかります。
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なんかあ~どこかのお国のカップル、結婚式の前撮りを日本の観光地で。なんていうツアーが流行ってるらしくて、京都はそんな方々をたくさん見かけました。渡月橋あたりでも、ほら。
保津川下りの船々が見えます。
嵐山電鉄に乗り、天神川太秦駅下車。太秦映画村に着きます。てくとこ。
嵐山電鉄
≪太秦映画村≫京都市右京区 4月6日
さあ、タイムスリップしましょう。
寺田屋もあります。
嵐山電鉄に乗り、嵐電天神川駅下車。
広隆寺へ。
ほら、社会の教科書でお馴染みの「弥勒菩薩像」を参拝させていただきますよ。
≪広隆寺≫京都市左京区 4月6日
地下鉄東西線に乗り換え、二条城駅下車。次に目指すは「二条城」です。てくてくとことこ。
≪二条城≫京都市中京区 4月6日
ご存じ、徳川慶喜さんが、大政奉還の大号令を発令したところです。
中学の修学旅行で訪れたときは、鴬張りの床の音の印象が強くて、それしか
覚えていません、とほほ。
唐門
城跡全体が国の史跡に指定されている他、二の丸御殿(6棟)が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が重要文化財に、二の丸御殿庭園が特別名勝に指定されている。さらに1994年(平成6年)にはユネスコの世界遺産(世界文化遺産)に「古都京都の文化財」として登録されている。徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所でもある。
↑さとざくら↓
天守閣跡より本丸御殿をのぞむ
二条城は、かなり急ぎ足でした。てくってくっとことことことこ。
二条城のご案内
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桜の園のぽっちゃりとした紅白の「さとざくら」がとても可愛かったです。
おしまい
京都までは、往復新幹線です。
4月4日(土)博多07:04発 京都09:52着 のぞみ6号
4月6日(月)京都19:52発 博多22:39着 のぞみ55号
3日間で、67400歩あるきました。てくてくとことこ。
距離にするとなんと、33・73kmにもなります。
交通機関は、JR奈良線、地下鉄烏丸戦、地下鉄東西線、JR嵯峨野線、嵐山電鉄、バス、タクシー
お世話になりました。
レポは、≪に編≫へと続きます。
よろしくお願いします。
い 4月9日(木)記。
ろ 4月10日(金)記。
は 4月13日(月)記。
福岡は3月22日発表、29日満開。
京都は3月27日発表、4月1日満開
・・・