Restaurant Raton-laveur

水の都にいがたから、美味しさ・楽しさを発信しています。

クスクス

2020年05月28日 | Emergency food



時々無性に食べたくなるのがこの、クスクス
今では広く知られていますが、若い時(笑)に初めて食べた感動が忘れられない逸品です。

わかりづらいのですが、粒状のデュラム小麦で作ったパスタそのものと、それを使った料理どちらも
「クスクス」といいます。
ここでは料理の方で使っています。
ちなみに粒状パスタの方は「スムール」と言います。

さて、その逸品とはモロッコ風クスクス。
フランスの植民地だったという流れから、フランスの食文化にも広く浸透してきました。
簡単に言うと、野菜とひよこ豆でシチューを作り、クスクシェでシチューを煮込むときに
スムールも一緒に蒸し上げます。
香ばしく焼いた仔羊肉やメルゲーズ、そしてアリサという合わせスパイスを効かせて食べます。






今日は簡単に、スムールを同量のお湯で蒸し上げました。
やり方は簡単。
使いたい量のスムールをボウルにあけ、スムールと同量(g)のお湯を注ぎラップをかけて5~10分程放置します。
蒸しあがったら、オリーブオイル、塩・胡椒で和える。
これだけです。
あとはお好みで、スープカレーやハヤシ、トマトの煮込みソース等と一緒に。
写真は野菜のトマト煮込みと一緒ですが、やはりスープっぽくしたほうがよく合います。

そしてそして実は、このスムールは焼成してあるので水でもどしただけでも食べられるんです。
ある意味究極の非常食になるかもしれませんね。