Restaurant Raton-laveur

水の都にいがたから、美味しさ・楽しさを発信しています。

中華飯タレ

2009年05月17日 | 簡単便利なタレ
今日も手軽で美味しいタレの紹介です。題名は「中華飯タレ」ですが、もちろん
色々と使えます。八宝菜、餡かけ焼きそばやチャーハンの餡、チンジャオロース.
五目餡かけラーメン・・・.etc
何故タレにすると良いのかと言いますと、火力の弱い家庭での中華料理の再現はとても
難しいものです。また、中華料理は、たとえ同じやり方でも、経験や技術での差が大きく
出る料理でもありますので、手早く作るのがコツです。
今回は更に簡潔に記載しますが、本格的に作りたい方は是非遠慮なく、ご一報下さい。


《材料》約2~3人前
・濃い口醤油...........................30cc
・酒............................................25cc
・オイスターソース....................8cc
・昆布出汁............................300cc
・砂糖.........................................5g
・塩.............................................1g
・ニンニク(みじん切り).........少々(1/2片)
・生姜(みじん切り)................少々(ニンニクと同量)
・胡麻油...................................少々(ニンニク、生姜の炒め用)


《作り方》
1.昆布出汁を作ります。出来上がり(300cc)より少し多めの水に、昆布(適量)
 を入れて弱火で火にかけます。沸騰寸前で昆布をとりだしておきます。
 できた昆布出汁が300ccになるよう、足りない場合は水で調節して下さい。
2.分量の(正確にお願いします)醤油、酒、オイスターソース、昆布出汁、砂糖
 塩をボウル(鍋でも軽量カップでも良いです)に全部あけて混ぜます。
3.別鍋に胡麻油でニンニクと生姜を弱火で炒めます。色づけないよう香が出てきたら
 軽量した調味料を一気にあけて沸かしてください。これで出来上がりです。

*後はお好みにあわせた料理のタレとしてご使用下さい。

《タレを使った調理例:中華飯(丼)》
1.鶏肉、小海老、烏賊はそれぞれ軽く下味(塩、胡椒)し、片栗粉をまぶしてから
 沸騰したお湯で軽くゆでておきます。

2.お好みの中華野菜(白菜、キャベツ、人参、ピーマン、葱、木耳、モヤシ等)を
 フライパン(鍋)で強火で炒めま

3.程よく野菜がしんなりしてきたら、先ほどの茹でた具も入れて、更に炒めます。

4.ここで中華飯のタレを、入れて強火で加熱します。直ぐに沸騰しますので、火から
 はずし、適量の片栗粉でとろみをつけます。(一旦火から外した方がやりやすいです)

5.再度強火にかけ、とろみ具合を調節しながら温め、仕上げに胡麻油で香をつけます。

6.熱々のご飯の上にかけて、ウズラの卵を飾れば、本格中華飯の出来上がりです。
 また、醤油ラーメンの上にかければ、広東麺に早変わりです。


このタレさえあれば、冷蔵庫の余り野菜でも手早く「おかず」になってしまいます。
今回もタレの分量は、正確にお願いしますね。


バーベキューチキン漬け込みタレ

2009年05月13日 | 簡単便利なタレ
5月に入って、私の住んでいる所はようやく温かくなってきました。ところで皆さん
家族でバーベキューとか、やられますでしょうか?今日はそこで主役になれるほどの
美味しいバーベキュー用の漬け込みタレのご紹介です。
もちろん、夕ご飯やお弁当のおかずにも最適です。さあ応援団長さん、コピペの準備を~笑



漬けタレ(鶏モモ肉約3~4枚分)
《材料》

・長葱                       1本
・生姜                       70g
・ニンニク                     15g


・濃い口醤油                  300cc
・みりん                     120cc
・パイナップルジュース             40cc(又は桃缶などのシロップ)
・トマトケチャップ                 50g
・カレーパウダー                小さじ1
・胡麻油                      30cc
・上白糖                      35g)



《作り方》
1.Aの香味野菜を5mm位のスライスにして、オーブントースター等で、少し焦げ目が
 付く位に焼きます。
 
2.Bの調味料を全て鍋に入れ、温めます。沸騰直前で火を止め、Aの香味野菜を入れて
 完全に冷やします。

3.鶏モモ肉は丸のまま、出来上がったタレに約15時間程、漬け込みます。
 鶏肉全体が漬けダレ色になったところで引き上げます。

4.お好みの焼き方で調理します。
 オーブン・・・そのまま180℃程のオーブンで2~3回返しながら焼いてください。
 バーベキュー・・・フライパン等は焦げやすいので串に刺して直火焼きが良いです。
 野菜炒め・・・鶏肉は適当の大きさに切って、野菜と一緒に炒めるだけでO.Kです。

今回も分量は正確にお願いします。漬け加減はお好みでかまいませんが、 24時間以上は
漬け込まないほうが良いかと思います。(塩辛くなってしまいます)
漬けダレは、2回目も使うことが出来ますが、1回目よりも長く漬け込んでくださいね。

フルーツケーキ

2009年05月11日 | デザート

 今日はひ~さんからご紹介頂いた、フルーツケーキの登場です。
 今回だけとりあえず写真付きです。
 ひ~さんのブログより許可を頂いて転載させて頂きました。
 今回の美味しさのポイントは、ドライフルーツをお酒でなく、
 カラメルソースに漬けるところです。
 お酒に浸したものが普通ですが、
 どうしても洋酒臭さ(アルコール分)が残ってしまいます。

こちらは基本的には全く使いませんので、大人から子供、みんなで楽しめると思います。
もう一つポイントとして、フレンチメレンゲを使った別立て方式(黄身と白身を分ける)ですが、ちょっと出来そうもない~ という方はご一報下さい。
それと、型には必ずクッキングシートで型紙を作り、バターを塗って貼り付けてください。
私は試作でバターのみで焼いたら、くっついてしまいました。

ちなみにこのレシピは25年前のものだそうです。そう、美味しさは永遠に不滅です。(^-^)


《材料》18cmのスポンジケーキ型1台分
Aカラメルソース
 ・グラニュー糖  20g
 ・水  10ccと90cc(最初に溶かす分と、水止め用)
 ・ドライフルーツ  45g(りんご、バナナ、レーズン=5:3:2 等お好みで)

 ・薄力粉  200g
 ・ベーキングパウダー  t/s1杯
 

 ・卵黄  3個分
 ・グラニュー糖  115g
 ・バター  90g

Dメレンゲ
 ・卵白  5個分
 ・グラニュー糖  30g
 
Eその他
 ・バニラエッセンス(又は、ラム酒等のリキュール) 
 ・型に塗るバター 適宜
 

《作り方》
1.カラメルソースを作ります。グラニュー糖30gに水10cc(水は計らなくてもいいです。適宜で)
 入れ、プリンのカラメルソースの要領で色づけて行き、90ccの水(又はお湯)で止めて
 カラメルソースが120ccになるよう、調節します。そこに、刻んだお好みのドライフルーツ
 を入れてふやかします。

2.ボウル又はお皿にクッキングシートを敷き、そこへBの薄力粉200gとベーキングパウダーt/s1杯を
 合わせて篩いにかけておきます。(クッキングシートの上で篩っておくと作業しやすいです)

3.Cの卵黄3個分グラニュー糖115gバター90gをボウルに入れ、ホイッパーでクリーム状になるまで
 かき混ぜます。

4.メレンゲを作ります。先ほど卵黄と分けた卵白5個分に最初に半分量のグラニュー糖15gを最初に入れ
 泡立てて行きます。白くなってきたら残りの15gも加え、角が立つまでしっかりと泡立てます。

5.3に4のメレンゲを半量入れ、ゴムベラ等でさっくりとあわせて行きます。そこへ2の粉を、クッキング
 シートごと両手で揺らしながら篩うように入れて、更に混ぜます。(*クッキングシートはあとでまた
 使いますので、とって置いてください。)

6.残りのメレンゲをよっくりと混ぜてバニラエッセンス(ラム酒)で香付けし、バターを塗って型紙を
 敷いておいた型に流し込みます。

7.170℃のオーブンで約45分焼き、焼きあがったら先ほど粉で使ったクッキングシートを敷いた皿の上に
 逆さまにして型から外し、そのまま冷まします。底が抜ける型のものはひっくり返さずそのまま型から
 外してください。

8.荒熱が取れたら、お好みの大きさに切り分けて、お召し上がり下さい。


やはりお料理レシピは写真があると全然違いますね~ とりあえず、一歩前進です。




ブロッコリーとアンチョビ風味のもちもち手打ちパスタ

2009年05月09日 | パスタ&麺類
今日は坦々麺さんのリクエスト、「粉もん」で、カンタン手打ちパスタのご紹介です。
パスタマシンも使いませんし、麺棒さえも使いません。今日は皆さんの「手」が
麺棒に早変わりです。そして今回はsuisuisuiさんの得意技、野菜と一緒に茹で上げ
バージョンでいきたいと思います。
今回のパスタは、リグーリア地方の名物パスタ トロフィエ Le trofieというものです。
ジェノバ風に仕上げるのが定番となっています。

《材料》:約2人前
手打ちパスタ(出来上がり約160g)
・強力粉           100g
・ぬるま湯          45cc(お風呂の温度位)
・オリーブオイル       15cc
・塩             少々(0.5g)

野菜、その他
・ブロッコリー        大1個(芯の部分は皮を剥けば使えます)
・にんにく          1/2片(みじん切り)
・鷹の爪(唐辛子)      ほんの少し
・玉葱            1/4個(約60g)
・フィレアンチョビ       2本(お好みで調節)
・オリーブオイル       20cc
・粉チーズ          30g

《作り方》
手打ち麺
1.ボウルに強力粉を入れ、真ん中を窪ませます。窪ませたところに塩、分量のぬるま湯、
 オリーブオイルを順に入れて良くこねます。強力粉なので、最初は混ざりづらいですが
 徐々にまとまってきますので、なめらかになるまで良く練りこみます。お湯で練ります
 ので表面が乾燥しない様、ラップ等で包み、冷蔵庫で30分程寝かせます。

2.次に、寝かせた生地を整形します。人差し指大に指でちぎって両手でのばします。
 5~6cmほど引っ張ったら、両手で挟み、くるくる回して行きます。そうすると長さ10cm
 幅5mmほどのパスタになりますので、これを繰り返します。1本が約3g程ですので、大体
 50本位出来ますでしょうか。のばした麺は、クッキングシートを敷いたお皿の上に並べて
 いって下さい。また、捏ねるときも伸ばすときにも私は簡易衛生手袋をして作業します。
 打ち粉等は不要です。全部のばし終わったら、これを冷凍庫で休ませます。勿論凍って
 しまっても結構です。

3.パスタをゆでるお湯をわかします。そのあいだに、別鍋にオリーブオイルを入れ、にんにく
 鷹の爪を入れて香を出した後、玉葱を色づけないよう炒めて行きます。程よく炒まったら
 アンチョビも入れて更に軽く炒めます。ここで火を止めておきます。

4.沸かしたお湯に、分量外の塩、オリーブオイル少々を入れて味をみます。程よく塩加減を
 整えて、先ほどの手打ち麺と適当の大きさに切ったブロッコリーを同時に茹でます。
 時間にして約、4~5分程です。麺の固さについては食べてみて確認してください。
 茹で上がったらザルにあけますが、茹で汁は少々残しておいてください。
 ザルにあけた麺とブロッコリーを先ほどの炒めた具材の鍋に入れて混ぜていきます。
 途中で水分がなくなりましたら、残しておいた茹で汁で調節してください。ブロッコリー
 が煮崩れてきて麺とうまく絡まってくるのが、出来上がりの目安です。お皿に取り分けて
 チーズをたっぷりとかけて完成です。

出来立ての麺を茹でてもかまいませんが、一回冷凍庫でしめたほうが触感的に良くなると
思います。ブロッコリーの他に、キャベツや菜の花でも美味しく頂けます。
坦々麺さん、もちもちの触感がほんとに美味しいパスタです是非、挑戦してみて下さい。
そして今回は、うどん名人のpurutoさん、ゆきやなぎさんの出番ですよ~(^-^)


次回はひ~さんから教えていただいた、フルーツケーキの登場です。えっ写真ですか?
なんとか一緒に載せられるよう、勉強します。 笑

野菜のピクルス

2009年05月07日 | 野菜料理


忙しかったG.Wもようやく終わり、久しぶりに書くことが出来ました。今日は外野席の
方々のリクエストに少しだけお答えする形で、「野菜のピクルス」を紹介させて頂きます。
ピクルスというと、私もそうでしたが正直美味しくない思いをされた方は沢山おられると
思います。酸っぱい、妙に甘ったるい等、日本のいわゆる「お漬物」とは明らかに違う位置
づけになっています。これからご紹介する漬け汁ですが、野菜の塩もみ等は一切要らない
切って入れるだけ、又は歯ごたえの残る程度に茹でるだけで出来る、超カンタンレシピです。

《漬け汁材料》
・白ワインビネガー  160cc(リンゴ酢でもO.Kです)
・白ワイン(辛口)  300cc
・砂糖         70g
・塩          28g
・乾燥香辛料ローリエ、マスタードシード等(*代わりに昆布でも美味しいですよ)

《作り方》
1.ステンレス鍋(アルミ鍋は避けたほうが良いです)に、上記香辛料以外(ワインビネガー、
白ワイン、砂糖、塩)を入れて加熱します。
2.沸騰直前で火から外し、乾燥香辛料等(お好みのもので結構です)を入れ、そのまま常温で
さまし、荒熱が取れたら、漬物の容器に移し替えて冷蔵庫で保管します。
3.後は、皆さんのお好みの野菜を切って入れ、1日寝かせます。これで出来上がりです。
今回の分量はなにとぞ、正確にお願いします。

*香辛料の代わりに、「昆布」を入れれば和風ピクルスになります。ckさん、ここで昆布を
使わせて頂きましたよ。ckさんには昆布で是非お試し下さ~い(^0^)

かかしさんには、季節の野菜ということですので、ホワイトアスパラをお勧めします。
ホワイトアスパラの場合は皮を剥いて、その剥いた皮と一緒にさっと茹でるのがポイントです。

尚、一回漬けた漬け汁は再利用出来ませんので、ご注意下さい。

漬ける野菜については、それぞれ漬け方が違う場合もありますので、目安としてリストを
あげておきますね。

《そのまま洗ってから、切って入れるだけの野菜》
・胡瓜        (直ぐに漬かりますので、漬け過ぎにご注意)
・小玉葱       (皮を剥いて半分にします)
・蕪         (皮は厚く剥いて下さい。これも早く漬かります)
・セロリ       (芯の柔らかいところを使用します)
・グリーントマト   (熟していないすごく固いもの)
・パプリカ赤、黄   (皮を剥くと良いのですが、そのまま切っても結構です)
・らっきょう     (カレーライスに最適です)

《軽く茹でてから漬ける野菜》
・人参
・レンコン
・ホワイトアスパラ  (少し高価ですけど、最高に美味しいです)
・カリフラワー
*食べやすい大きさに切ってから、30秒~1分程お好みの固さに茹でて下さい。

《合わないと思われる野菜》
・完熟トマト
・ジャガイモ、さつま芋等のイモ類
・南瓜
・大根
・茄子
・インゲン、空豆、グリーンアスパラなどの青物類

次回は、坦々麺さんのリクエスト「粉もん」です。