Restaurant Raton-laveur

水の都にいがたから、美味しさ・楽しさを発信しています。

のっぺ

2021年01月02日 | 和食



今日は「のっぺ」の紹介。
新潟の郷土料理のひとつです。

のっぺい汁というものがありますが、それとは違ういわゆる煮物になります。
具材の定義は、私の感覚では里芋が必ず入る事。
あとは家庭によって違うみたいです。
我が家のは写真の通り。
里芋の他にこんにゃく、油揚げ、銀杏、蒲鉾、人参、筍、干し貝柱、そしてとと豆(イクラ)。

そしてこれを熱々ではなく冷めて常温のままいただきます。
これがまた美味しい。
やはりこれを食べないと新年が来た感じがしない。
というくらいのご馳走ですね。

イクラ醤油漬け

2020年12月06日 | 和食



鮭子の旬はもう過ぎているのですが、今年はまだ仕入れられています。
今日も大粒のものが入ってきました。
実は新潟では鮭の出荷も限られていますので、鮭子の殆どは北海道産になります。





40℃くらいのぬるま湯に塩を加えてから鮭子を入れてほぐしていきます。
結構じゃばじゃばやっても大丈夫です。





完全にほぐれたら、真水で何回もかえながら筋や破れた皮等を取り除き
ざるにあけます。
その後ここがポイント。
塩を全体に適量ふりかけます。
この工程をしないで出汁醤油に漬けてもイクラがしぼんでしまい
皮がみるみるうちに固くなってしまいます。





こちらは出汁醤油。
出汁に酒、薄口醤油、みりん、生姜を入れてひと煮立ちさせてから冷やします。
生姜はこのあと取り除きます。
巷ではみりんや甘味を加えると皮が固くなるといいますが、塩振り工程さえ
やれば殆ど影響はないかと思います。





一日たった状態。
浸透圧でパンパンに膨れていますね。
もうこれでいつでも食べられます。





ということで、とりあえずはらこ飯。
やっぱりこれが一番ですね。
もちろん食べすぎには要注意ですけど。。。(^^;





ながも

2020年04月24日 | 和食



まだスーパーに並んでいた「ながも」 ん?ギンバソウかな。
調べてみると「ながも」とは違うという事ですが、見た目ではもはや分かりません。(^^;
これは宮城県産。





つるの先端を持って葉の部分を手で削いで堅い茎と分けていきます。





熱湯でさっと湯がくとこんな感じに。
酢のものにする場合はこちらのモズク酢記事の合わせ酢を作るところから同じ作業となります。

漬けこむ前に味噌汁の具でいただきましたが、ちょっと堅い感じが。。。
あと、粘りが全然少なかったけど、シャキシャキ感が心地よかったです。
長芋のすりおろしと一緒に食べるのもお勧めします。^^

竹輪と納豆の衣揚げ

2014年04月13日 | 和食


先日夕ご飯に出てきた納豆入りの竹輪天が
とっても美味しかったので再現してみました。
検索したら色々と工夫されたものもありましたが、
写真は付属のタレで味付けした納豆を竹輪に入れて衣揚げにしただけです。
天麩羅衣はいつもこんな感じ。
水....200cc(g)
薄力粉.............100g

つまり、水の半分の重さの粉を加えます。
調味料は納豆に味がついてますので、そのままか、少量の醤油で。
私は揚げたてに甘辛い天丼のタレをくぐらせて○ールのおつまみにしています。
結構バクバクいけちゃいますので食べ過ぎにはご注意を。 笑