島根県大田市温泉津(ゆのつ)町。
その町に、焼きもの「椿窯(つばきがま)」がある。今日ふらっと訪れる。
驚くことに、島根には約80もの民芸窯があるらしい。
窯によって、土の感じ、色合いから模様まで、個性はそれぞれに違って面白い。
今までに5~6ヶ所、足を運んでみた。
椿窯は字の如く、椿が描かれているものが多い。
赤や青、白を基調にしたものなど。
中には、白と茶の土を交互に何重にもして模様を出した作品も。
椿窯のご夫婦は共に、京都出身だとか。
綺麗な奥さん&焼きものの歴史を語って下さる熱い旦那さんでした。
内祝いに、赤い縦長の四角い花瓶を購入。絶妙。
どうしても欲しくなった小皿を2枚、自宅用にした。写真参照。
なんとも言えない気品が漂う中に、土の温かみがある。
見とれていると、愛しすぎて、お皿ごと食べてしまいたい衝動に駆られる。
器に見入った日には、中身まで気にかかる。
夕食は、たけのこご飯・たけのこの土佐煮、ギョーザ、中華スープなり。
時間がかかったので、相方にもギョーザ包みを手伝ってもらう。
ふたりとも、どこから見ても、粘土遊びの子供にしか見えず。
器に見合う様な、料理人への道のりは険しい。