ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

雑草も小石も

2008-11-13 16:55:50 | Weblog
本を読んでいると

文章が塊で、そこだけ浮かび上がってくる瞬間がある。

暗闇で輝く、一筋の光。


きのうの晩は、空という天井に
まるで電気がついているかの如く。

思わず空をあおいだ。

そうか。あおぐときっていうのは
無意識に、あおいでしまうものなんだ


『・・・「雑草が、小石までが光って見えるのです」っていうのは、
生と死が限りなく近づいた時、或いは、
生きていながら死を全身で受け入れようとした時、
「生死一如」と申しますか、そんな眼に見える風景っていうのは
あらゆるものが差別なく光って見える世界、そんな世界ではないか、
こういうふうに私は思うようになっていくわけです。』

「出会い・出逢い・出遇い」(自照社出版)
の中で、青木新門さんが著されたものの一部を抜粋。


光に出遇うことで、雑草も小石も輝いて見える。

どんな日も。光はたらく夜なんだなぁ・・・。
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