ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

モンスター

2008-09-03 14:29:12 | Weblog
きのう。出雲から帰ってみると、
家中がピカピカになっていた!!

なんていい旦那なんだぁ

できることならば、嫁にもらいたかったぞ

ほんとに、その昔から。わたしと弟を見て。
「女と男が、逆だったら良かったのに、、、」
と、実家の母が、何度嘆いていたことやら

わたしに女の子らしさが
おとうとに男の子らしさが

あれば良いのにと。

ゴン太と、乙女。

旧姓、田中よさらば。
そして、その図式からようやく解放される日が来たかと思いきや、

どこへ行っても、わたしはわたし

心やさしき伴侶を経て、歴史は繰り返されるのであります

わたし:相方=ゴン太:乙女。

わたしとゴン太は、背中合わせの存在だったのであります

世の中、いろんなものがありますが。
すべては「紙一重」な気が致します。

またまた若かりし頃。

白か黒、これぞ、ザ・正義であると思って譲らず
熱くるしくも、燃えたぎっておったことが。

いまも、完全にそういった感覚を
排除しきることは、難しいものでありますが。

善の中にひそむ、悪
悪の中にひそむ、善

を考えること度々。これもまた、先日読んだ漫画
浦澤直樹さんの「MONSTER」の影響でしょうか。

明日は、藤田徹文先生の「歎異抄」講座の最終回が
うちのお寺であります。

思えば「歎異抄」は、そういった意味でも、素晴らしい書物です。

「こうである」という固定概念やら
それを抱く自分の中の「絶対性」を打ち砕く。

既成概念の不確かさ。

ちっぽけな、偽正義感によろこぶ自分の、
なんたる恥ずかしさ

そんなこんな、考えておりますと。

そんなこんなを、
835年前に生まれて、見抜いていた方。

親鸞聖人。

・・・まさしく彼こそ、モンスターであります
コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 溺れながらも寄り添いたい | トップ | いのち輝く »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます! (まゆら)
2008-09-05 07:31:33
>新風会議長さん
貴重なお話を、ありがとうございます!素晴らしい坊守さんですね☆ほんとうに、人間は一番恐ろしい生き物だと思います。縁に触れたら、何をしでかすかわからない存在です。親鸞聖人は、それを推奨するのではなく、戒めておられた訳ですが。
また、人は外に敵をつくりたがりますけど、一番恐ろしいのはココにいる「わたし」であります。汗。(普段は到底、そんなふうに考えられませんけどネ)

>ひささん
なんだか褒めて頂いて?恥ずかしいやら嬉しいやら!?笑。
昨日も、お仲間のMさんとチャットをして、盛り上がりました。彼女のHPの企画のひとつで、毎回テーマを決めてそれについて語り合うんです。(正式なアップはまだです)初回テーマは「恋愛」の予定で、自然と「パートナー」についての話に。

不思議と世の中うまくできている、縁ってスゴイという話をしていました。

いろんなものを言葉で表すのに、限界があるのも事実ですが、「縁」という言葉を知って初めて「あたりまえじゃない」出会いや出来事の数々を、意識できるようになる気がします!






返信する
男前!は女らしい? (ひさ)
2008-09-05 06:54:02
自分のまわりにも、「男前!」と呼びたくなるような女性がいます。
でも、そういう人ほど、とても「女らしい」女性だと思うのです。
「女々しい」というのが、男性に対する言葉であるように。(笑)

人には得手不得手があって当然。
自分の不得手なところを補ってくれるパートナーがいるということが
何よりも素晴らしい!

返信する
モンスターは人間? (新風会議長)
2008-09-04 19:24:23
親鸞聖人がモンスター。なるほど。わかります。私のお寺の前々住職の坊守さん(奥さん)は新潟のお寺から私のお寺に嫁がれましたが、その坊守さんがこんなことを言ってたそうです。(今の住職から聞いた話です)「この世で一番恐ろしい生き物は何ですか?」とご門徒さんが坊守さんに聞いたそうです。その答えを「この世で一番恐ろしい生き物は人間ですよ。幽霊ではないですよ。」と坊守さんは答えたそうです。
あー、なるほどねぇ~。人間ほど恐ろしい生き物はいないなぁ~、と思いました。親鸞聖人もわかっていたことですよね。
返信する
ありがとう! (まゆら)
2008-09-04 19:15:17
りえちゃん、コメントありがとう!

よく役者の世界では「女優は男で、男優は女」と言われていたりするけど。まぁ、現代社会ではみんな、その逆転傾向があるかもしれないねぇ、、☆

わたしも掃除が苦手だよ~(汗)
この前、ふと思いついた名言。

「人生とは、掃除のようなものである」

その心は(え?笑点か!?)
→きれいにしても、また汚れる。頑張っても、また頑張らねばならない。エンドレスの意味。

・・・迷言か?笑。
返信する
Unknown (りえ)
2008-09-04 13:28:14
 ウチもそうかもしれない。今でこそ、それなりに“乙女”ではありますが、子供の頃は、弟より男の子に近かったかも でも、私も、掃除は好きじゃないウチの母のように、毎日、掃除機かけるなんて、結婚してもしないだろうな
 私も、まゆらちゃんの旦那様のような人を、婿にもらいたいわ まぁ、でも、お互いにナイものを持っていたほうが、ふたりで補い合えてよいのでは? 背中合わせの存在、バンザイ!!
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事