仏教の教えの
八苦のひとつに
「五蘊盛苦」(ごうんじょうく)
というものがある。
身心あるが故の、苦。
色・受・想・行・識
思い通りにならない
ことで苦しむ。
体がひとつしかないから
思う様に、ひとを
あらゆる命を
救えないことを
思ったり。でも
体がたくさんあっても
そもそも自由自在に
救う事のできる
能力そのもの
ないよなぁと、思ったり。
目に見えるものだけ
耳に聞こえるものだけ
あて頼りにするから
目に見えないものを
感じとることや
声なき声に
耳を傾けることが
できないのが
苦悩なのかと思ったり。
周囲には
体の病、心の病を
ご自身やご家族が
抱えていたりして
苦しんでいる人ばかり
おられるなぁと
思いながら…
自分の事でさえ
ぎりぎりだったりして
ままならない。
だから
阿弥陀様のお話を
聞かせていただくの
だろうなぁ。