Records にへーのブログ

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「アーマード 武装地帯」。“武装地帯”って?

2010-04-16 01:24:00 | 映画
ちょっと前の話になるけど、4月1日に映画の日だったので、仕事が終わったあと長岡の映画館に「アーマード 武装地帯」を見に行きました。

B級な匂いはなんとなくしてたのですが(B級嫌いじゃないです)、出演者がなんか凄いので、見たかったのです。

マット・ディロン(ワイルド・シングス)、ジャン・レノ(レオン)、ローレンス・フィッシュバーン(マトリックス)、フレッド・ウォード(トレマーズ)という濃い出演者(主役は知らない人だけど)をどう使うか興味があったのです。

しかし、作品自体はちょっとイライラしてしまいました。

本来感情移入するべき主人公に、まったく共感出来ない感じだったからです。

これって、もしかして確信犯?

いやいや、見た感じ主人公はヒーロー的な描かれ方だ。

これ、時間が87分で飽きずにサクサク見られるし、面白いって人もいると思うけど、俺はダメです。


ここからは、ネタバレ。

完全犯罪が徐々に狂って行くパターンのお話しなのだが、そもそも自分で金欲しさに計画に参加した主人公なのに、途中で仲間を裏切るのはヒドい。

誰も傷付かないはずの計画が、偶然居合わせた浮浪者を殺してしまう事によって、主人公が寝返るのだが、主人公が寝返った事により計画に参加した仲間が全員死ぬ事になるのだ(ほぼ、主人公の行いによって)。

主人公は、イラクに兵隊で行って人を殺してしまった事がトラウマなってるはずなのに、犯罪者とはいえ全員(結果的に)殺してしまうってヒドくないですか?

しかも、最後はお手柄だという事で、罪にも問われないし、逆に表彰ものだと言われる始末。

メンバーが酷い悪者だったり、主人公が無理矢理計画に参加させられたりしてれば、もっと自然に主人公に感情移入出来たのになー。

あと、ジャン・レノとフレッド・ウォードがほとんど活躍しなかったのが、もったいなかったです。

ちなみに、この映画に“武装地帯”はありません(^_^;)

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