台本の参考になるかと思い、前から見たかった川島雄三監督「接吻泥棒」(1960年)をDVDで見た。
評価が二分されてたので、それほど期待してなかったのだけど、かなり面白く見れました。
ハイテンポなスクリューボール・コメディーで、早口な台詞はちょっと聞き取りづらいけど、テンポ重視な感じは好みでした。
プレイボーイのボクシング・チャンピオンを演じる宝田明と女子高生を演じる団令子の恋を巡り、新珠三千代・草笛光子・北あけみ扮する宝田の愛人やトップ屋の中谷一郎が入り乱れてドタバタな騒動が起こる。
後半のボクシングの試合はちょっとイマイチなのだけど、ドタバタで賑やかな物語で、宝田明の憎めない感じや団令子の明るく騒がしい感じも良く、全体的にはかなり好きな作品になりました。
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