佐賀ログ   <by 不動産相談センター佐賀 https://www.recsaga.jp/>

不動産鑑定士運営の相談センターのブログ。佐賀での身の回りの出来事、発見、珍事など備忘録を兼ねて、遊び心でつづっていきます

国会・・・それはわたしたちの国の最も重要な会合のひとつ

2011年01月24日 | 日記
ネット上の夕方のニュースで、菅首相が施政方針を述べ

与謝野経財大臣が経済演説を行ったという記事をみました。

政権がドーダ

与野党がコーダ

と言って、今のわたしたちの国の不景気の真因すらハッキリ示さず

大きな声でヤジを飛ばしたり

永田ムラの慣習に縛られ、あるいはその呪縛にすら気付いていない

国会の先生方



強調するところはそこかいって突っ込みたくなるメディア

には真に不安を感じます。

社会保障制度の改革と財政再建はどんな政党が政権につこうとも

避けられないテーマだと国民の一人として認識してるんですがね。

ひたすら前に進む討論以外の“仕事”の方が多すぎやしませんかね。

公的年金制度は自分が働いて払ったお金が安定運用されて受給年齢に達した自分が引き出すものではなく、

現役勤労世代がその時その時の受給資格者への支払い分を負担する賦課方式と言われます。

勤労世代層が減り、構造的に受け取る側が増え続ける社会に既に変わってしまってるわけなので

その点に関するパラダイムを極めて早急に換える必要があると思うんです。

今現在の勤労世代の負担は10年後、20年後、30年後の勤労世代よりまだマシでしょう。

でも世代会計によると、学生・児童、生まれたての赤ちゃん、今お腹の中にいる胎児といった

将来の勤労世代にこのままでは加速度的に重くなった負担を強いることになってしまうようです。

自分の子どもたちのことを考えるとお付き合いで一票なんてわけにはいきません。

誠実な議論によって導き出された真の政策、そしてその実行の先に

Challenge と opportunity

があるのだと信じて受け入れるので

それにかなう討論、議論を心底お願いしたいと思います。

今の大臣が替わろうと、

今の政権が替わろうと、

今日示されたベクトルの大筋が不適切な方向へ変わることがありませんよう

国民の一人として祈りたい。
コメント
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