武田邦彦 著
福島原発事故以降、本屋さんには沢山の関連する本がおいてあります。
まぁ、正直読まなくても想像のつく内容だと思っていたので、特に手にすることはありませんでした。
「原発は危険だ!」と、事故が起こる前から唱えていた人たちが「それ見たことか・・・」って感じの本だろうと、大体は察しが付きますよね。
今回、私が思わず手にした本は、ただの原発本ではなく、環境破壊やエコリサイクル、生物多様性などについてもとても分かりやすく説明しているように思えたので、珍しく新刊で購入いたしました。
タイトルの「逆説」にはインパクトがあるでしょ?
正にタイトル通りの内容になっていると思います。
なぜ火力発電がダメで原子力発電がいいのか・・・・・・
自然エネルギーはどうなのか? 太陽電池ってどうなの?
気温が上がると本当に南極の氷は溶けるのか?
そもそも二酸化炭素で地球は温暖化するの?
温暖化の何が行けないの?
リサイクルって本当に必要なのか?
このほかにもとても分かりやすく説明されているので、けして難しく考えることなく気軽に読んでみて欲しい本だと思いますよ。
この本を読んだ後に「なんて自分は無知だったのだろう」と自分に呆れてしまうこと間違いなしです
全ては誰かの陰謀で、そこに大量の税金が使われ、天下り先ができ、楽をして大金を手に入れている人間が居ると言うからくりが見えてきます。
もちろん全てが間違っているわけではないので、ある程度の支援も必要ですが、何が正しくて何が間違っているのか・・・・。
その見極めが出来る日本人であれるよう、メディアに踊らされることの無い様に我々もある程度の知識を身に付ける努力が必要ですね。
・・・っとまぁ本書では「メディアに騙されるな・・・」って内容も多かったのですが、そこまで言われると、「この本まで疑ってかからないといけないのか?」っと思ってしまう私はひねくれ者なのでしょうか。。。。。
ところで、未だに二酸化炭素が温暖化に繋がると考えている人が多いことにはビックリですね