フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

イノセント・ゲリラの祝祭

2012年06月15日 | 読書

海堂尊 著

 

田口・白鳥コンビシリーズの第4弾です。

今作は、もっぱら会議での舌戦が中心となっていて、派手さの無い内容ではありますが、現代の官僚問題を浮き彫りにさせる、なかなか興味深いものとなっていると思います。

そして何より、厚生労働省への大いなる批判

小説というツールを使って厚労省にケンカを売ったと言ってもいい位、舌鋒鋭く噛み付いている様は、違う意味でドキドキしました

作者としては、もしかしたらココからが本題であり、訴えて行きたい事の始まりなのかもしれませんね。

「チームバチスタ・・・」からが撒餌で、ココからが本当に本題だとしたら、益々このシリーズから目が離せなくなってきます。

でも、スピンオフまで手を伸ばすと・・・・ちょっときついな

 

コメント
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