海堂尊 著
田口・白鳥コンビシリーズの第4弾です。
今作は、もっぱら会議での舌戦が中心となっていて、派手さの無い内容ではありますが、現代の官僚問題を浮き彫りにさせる、なかなか興味深いものとなっていると思います。
そして何より、厚生労働省への大いなる批判
小説というツールを使って厚労省にケンカを売ったと言ってもいい位、舌鋒鋭く噛み付いている様は、違う意味でドキドキしました
作者としては、もしかしたらココからが本題であり、訴えて行きたい事の始まりなのかもしれませんね。
「チームバチスタ・・・」からが撒餌で、ココからが本当に本題だとしたら、益々このシリーズから目が離せなくなってきます。
でも、スピンオフまで手を伸ばすと・・・・ちょっときついな