JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ] - goo 映画
監督 フィリップマーティン
成田 岳
2012年3月11日、日本が、そして世界が自然の脅威に晒された“3.11”から1年。「1年後の“あの日”を、あなたはどう過ごしましたか?」映画界の巨匠リドリー・スコットが世界に投げかけたこの問いに対し、YOU TUBEを通して投稿されたのは、日本を中心とした12ヵ国(日本、英国、米国、フランス、ドイツ、中国、南極大陸など)からの、約8,000件、総計300時間にものぼる映像の数々だった。参加者一人一人が創り出すソーシャル・ネットワーク・ムービーという新しい映画のかたち。2011年に公開されたリドリー、トニーのスコット兄弟による『LIFE IN A DAY 地球のある一日の物語』に続く、日本版『LIFE IN A DAY』プロジェクトの誕生だ。(goo映画あらすじより)
フクシマからの投稿ムービーがとても多かったように思われました。
家族や知人友人を亡くされた方のムービーは目頭が熱くなりました。
津波の中、腰まで海水に漬かりながらも逃げ切ったが、目の前で手を伸ばせば助かったかも知れない少女の姿に今も心を痛める、その日父親になったばかりの男性の言葉は、私の心に非常に重く圧し掛かりましたね・・・・・。
天災である以上、どうしようもない現実ではありますが、仕方ない・・・っと片付けられないのが原発問題です。
この映画の中でも沢山取り上げられていましたが、原発って本当に必要なんでしょうか?
今、日本には54基の原子力発電所が存在しています。
この夏、大飯原発が稼動しました。
この原発一基を動かすかどうかで大いに波紋を生みましたが、この一基を動かすことによって日本の電力需要がある程度まかなえてしまうと言うのも現実です。
この国はいつしか電力供給を補うために原発を造るのではなく、原発を造ることが目的になってしまっています。
なぜ原発を造らなくてはいけないのか・・・・。
火力発電を造るより、原発を造る方が国の補助を沢山受けることが出来る。
要するに、税金が沢山動くのです。
こんなに美味しい事業は無いわけです。
税金の大きく動くところに、ろくな現実はありません。
必ずそこで私腹を肥やしている者が居る!
もう原発に怯えるのはウンザリだと思いませんか?
この問題に関しては言いたいことは沢山ありますが、きりが無いのでこの辺で止めておきますが・・・・
2011年、3月11日を思い返してみる意味でも、この映画を観てみるのもいいかもしれませんね。