フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

僕の行く道

2012年12月29日 | 読書

新堂冬樹  著

 

母親がパリでデザイナーの勉強に行っていると言うことで、2歳の時から母親と会っていない小学3年生。

毎週、パリから母親の手紙が届くが、どうしても母親に会いたくて堪らない日々を過ごしていたある日、父親宛に届いた手紙と、そこに写っていた写真が・・・・。

写真には小豆島で母親が撮った写真が・・・・・。

もしかして母は小豆島にいるのだろうか?

ここから少年の、小豆島への旅が始まる!

 

 

序盤の展開が非常に速すぎて、ちょっと安易に行動しすぎじゃね?・・・・・なんて思ってみたけど、考えてみればどうしても母親に会いたい小学3年生なら、勢いでこのくらいやらかしそう・・・・・・かな?

 

ストーリーとしてはありきたりで、ラストもまぁまぁって感じなんだけど、主人公の少年がとても良いんですよ

大人としっかり対話できるし、やさしくて勇気もある。

と思いきや電車に乗り間違う凡ミスをしたり、平気で怪しい大人に付いていったり。。。。。。。

そういった子供らしいところが感情移入させちゃうのかな。

そして子供を持つ親ならこの本を読んでいると・・・・・ねっ

 

 

ちょっと変わったロードムービー・・・・・・・じゃなくてロード小説?

手軽に読むには良い一冊ですよ。

 

 

コメント
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