東野圭吾 著
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
若干のハードボイルドっぽさも覗かせつつ、エロスも絡ませたサスペンス物・・・・・って感じでしょうか。
最初に主人公が襲われて、都合の良い部分だけ記憶喪失に陥ったからこそ生まれてきた事件なんだけど、それにしても強引なストーリーの持って行き方だなって言うのが正直な感想ですね
最後のオチも、かなり納得いかないし、簡単に無駄死にしてる人とかも居るし、まぁ小説だから何でもありだとは思うけど、それにしてもちょっと惰性感が漂っちゃったかな?。。。。。。。。。
面白くないわけじゃないんだけど、イマイチ心には残らない・・・・・・・・。
そんな一冊でした。
ただ、運転は気を付けてしないとね
あっ、それから物語の中で気になるお酒「アイリッシュクリーム」ってのが出てくるんですよ。
読み終わった後、思わず買っちゃいました
ちょっと高かったけど、美味しいお酒でした
カルアミルクをちょっとキツくした感じのお酒です。
小説と一緒に楽しんでみるのも良いかもね