監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
SFファンから絶大な支持を受けるテッド・チャンの短編小説を映画化し、第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、音響編集賞に輝いたSFドラマ。
突然、地球に襲来した異星人との交流を通して言語学者が娘の喪失から立ち直っていく姿が描かれる。
主人公の言語学者をアカデミー賞では常連の演技派エイミー・アダムスが演じる。
冒頭、娘を亡くすところから始まるこの映画。
それがこの物語にどのように影響してくるのか謎のままストーリーは進んで行くのだが・・・・。
例えばの話、自分に未来を予見する力があったとして、分かっていたとしてもその人生を受け入れることが出来るだろうか。
その未来が自分にとって心引き裂かれるような辛い思いをすると分かっていても、その道へ進むのだろうか。
わたくし不覚にも、最後に涙がボロボロこぼれるほどに心を鷲掴みにされてしまいました
多分ですが、非常に難解かつ退屈に感じる方も多数おられるかと思いますが、とにかく言葉の端々を細かく拾って観てみて下さい。
そんなに難しい映画じゃないと思うんだけどな。
なんてったって、釣りに行くべく朝3時に起きて、仮眠せず9時から映画を観始めて3本目でしたが、これだけ静かな映画を観ても全く眠くならなかったんだからね