伊坂幸太郎 著
当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。
ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯番号の相手と友達になること”を提示される。
デタラメな番号で繋がった相手は離婚寸前の男。かくして岡田は解散間際の一家と共にドライブをすることに―。
その出会いは偶然か、必然か。裏切りと友情で結ばれる裏稼業コンビの物語。
五編からなるストーリーなんですけどね、最初の一編を読んだとき、このメールがここに繋がるのかと思った瞬間、鳥肌立ちましたわ
その後の続きはいつもの伊坂節のオンパレード。
伏線に次ぐ伏線が見事に回収されていく様は気持ちいいやら悔しいやら
これは久々に伊坂氏の会心の一撃だったね!
実に面白い