監督 オダギリジョー
村と町の間に流れる川で船頭をしているトイチ(柄本明)は、ひたすら渡し船を漕ぐ毎日を送っている。
人々は、川上に建設中の橋の完成を心待ちにしていた。ある日トイチは、一人の少女(川島鈴遥)と出会う。
トイチは何も話さず身寄りのない少女と一緒に生活することになる。
オダギリジョーさんが監督という事でしょうか、友情出演的なものなのか、とにかくキャストが異常に豪華
ほぼチョイ役で凄い人達が一々登場してきます。
この映画、実は新潟県阿賀町が舞台です。
船頭と阿賀町、これは阿賀野川上流の話なんですよ。
これは県民としては観なきゃいけないでしょう!
さて、オダギリジョーさん初監督作品ということで、どんな映画かと勇んで鑑賞してきましたが、この世界観は嫌いじゃないね
映像も良いし、メッセージも単純ではあるけどそこが良い。
柄本明さんが監督の思惑以上に深みを増してくれている辺りは、役者に救われたか、それとも監督の技量か・・・。
ただ、自分なら・・・なんて悪い癖が出ちゃうんですよ
あの音声はいるだろうかとか、このアングルは正解だろうかとか、ここで船が流れてくるのだけど、監督は上から?下から?・・・・なるほど上か。
下からならどうなっただろう、監督は下からの案もあったのだろうか・・・・、なんて事を考えちゃうと集中力途切れちゃってね
ちょっと内容からはズレちゃいましたが、観て損はない映画だと思います。
特に新潟県民ならね