フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

雷の季節の終わりに

2020年07月14日 | 読書

恒川光太郎 著

 

 

 

雷の季節に起こることは、誰にもわかりはしない―。

地図にも載っていない隠れ里「穏」で暮らす少年・賢也には、ある秘密があった―。

異界の渡り鳥、外界との境界を守る闇番、不死身の怪物・トバムネキなどが跋扈する壮大で叙情的な世界観と、静謐で透明感のある筆致で、読者を“ここではないどこか”へ連れ去る鬼才・恒川光太郎、入魂の長編ホラーファンタジー。

 

 

 

恒川氏と言えばホラー小説!

 

 

どんなホラーを楽しませてくれるのかと思ったら・・・・・

 

 

上手い!上手すぎる

 

 

現代の風景を上手く織り交ぜてくるあたりと、言葉の表現が流石としか言えませんね。

 

 

異世界の存在を、もしかしたら在るのではないかと思わせてくれる、現世界の不思議が繋がっているのではないか、望みは在るのではないか、見方によっては手を差し伸べてくれるような、興味深い一冊でした。

 

 

ラストをもうちょっと説明してくれると嬉しいんだけどな

 

 

文庫本ではその辺もあるのかな?

 

 

 

 

コメント
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