監督 ミスティスラフ・チェルノフ
2022年2月、ロシアがウクライナ全土への侵攻を開始する。中でも同国東部に位置するマリウポリで、AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは仲間と共に取材に当たる。ロシア軍の執拗(しつよう)な攻撃によって食料供給ルートや通信の遮断、断水が生じ、マリウポリは孤立していく。各国メディアはマリウポリから脱出するが、チェルノフたちはロシアによる残虐行為を命懸けで記録し続ける。しかし彼らにも危険が迫り、記録した映像を世界に伝えるためウクライナ軍の援護を受けながら彼らも市内からの脱出を目指す。
戦争は静かに始まっていく・・・・・
民間人は安全と思っていたのに、民家がどんどん攻撃されていく様をどういう感情で見ていればいいのか。
小さな子供が病院に運び込まれるが、医師や看護師が涙を流しながら救おうとする。
流れる涙を抑える事ができず患者に背を向けてしまい、そこには動かなくなった小さな体が横たわるのみ・・・・・。
泣き崩れる母親や父親。。。。。。
この映画は基本病院での撮影が多いのでそのような場面が多いのだが、きっとその方が人々の心を動かしやすいのでしょう。
何故、戦争ははじまるのか・・・。
正義とはなんなのか・・・・。
鑑賞するには勇気のいる映画だとは思いますが、もし機会があったら触れてみるのもいいのではないでしょうか。