奥田英朗 著
70年代、英米のロックは百花繚乱の様相を呈していた。そして、日本の片田舎に暮らすオクダ少年もその息吹を感じていた。少年にロック魂はいかに宿ったのか? 著者待望のエッセイに、青春音楽短編小説も特別収録!
小説だと思って読んでみたら70年代のロックをネタにしたエッセイ本でした
中学高校とロックに明け暮れたオクダ少年がどのような音楽を聴いてきて、どんな生活を送ってきたのかとても興味深いエッセイでした。
私も中学の後半くらいから洋楽を聴くようになり、高校ではどっぷり洋楽少年でしたが、オクダ少年ほどの貪欲さはなかったかもな・・・。
そういう意味では、映画に関してはオクダ少年の音楽にかける情熱に匹敵するものがあったかもしれません。
だからこそ、小難しい映画なんかにも許容出来ているんだろうなと思います。
まあそんなことはいいんですけどね、この本を読んでるとね、私も多少なりとも音楽を囓った人間としてとても共感出来る内容も多々ありましたね。
もちろん時代も違うんで聴いてきた音楽には違いもありますが、有名どころの話は色々と興味深かったです。
エルビン・ビショップの話がちょっとだけ出てくるんですが、この辺はもうちょっと掘り下げた話が聞きたかったな
奥田さん、私は2017年のフジロックでエルビン・ビショップを観ましたよ
なんとマーカス・キング・バンドを引き連れてのライブ! 最高でした
「愛に狂って」とても良かったです
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