第26回アジアンSEAゲームス決勝「フィリピン代表VSインドネシア代表」の試合を明日に控えて簡単なコメントを述べてみます。
フィリピン代表とインドネシア代表が明日の決勝戦で戦う訳ですが、決勝戦前に今大会での双方の試合内容からチーム力を判断してみます。
単刀直入に・・・
総体的なチーム力はフィリピン代表60%、インドネシア代表40%の「6:4」でフィリピン優勢に立っていると判断します。
この要因は、フィリピン代表が、予選4試合中での失点が「2」、エラーが「0」という安定した数字を残しているのに対し、インドネシア代表は失点が「9」、エラーが「多数(正直・・泣きたいです””何でこうなってしまうのか・・・)」という数字から算出されます。
そして、今大会での双方のチーム力の判断基準になるのはやはり、タイ代表戦での双方の試合内容です。
フィリピン代表がタイ代表に対して「9-2」で圧勝したのに対し、インドネシア代表は延長10回まで縺れ込んだこと、しかも、延長突入時からの今大会特別ルールであるタイブレイク方式(あらかじめランナーを置いての攻撃)を採用した結果での勝利、つまり、幸運性の非常に強い勝利だったことから双方のチーム力が鮮明に映し出されます。
明日の決勝戦での試合展開予想については・・・
インドネシア代表が、フィリピン代表のデラカルサを中心とした層の厚い投手陣を打ち崩せるか?

ーフィリピン代表左腕エースのデラカルサ投手、フィリピン伝統の左腕投手継承者。鋭いカーブとナチュラルシュートがかかったストレートが持ち味ー

ーデラカルサを中心とした層の厚いフィリピン代表投手陣を攻略できるか?何としても先取点を先取し波を掴みたインドネシア代表ー
インドネシア代表はエフェンディーとアクバールの継投に尽きてしまいますが、フィリピン代表打線が緩急を主としたエフェンディーの投球を初盤から捉えることができるか?特にインドネシア代表にとってはエフェンディーのコンディション状況が鍵となるでしょう。

↑インドネシア代表のエース投手エフェンディー、調子の良い時はアウトローのストレートがベース手前で揺れて来る(?)緩急主体の投手。
↓インドネシア第2の投手、アクバール。気を吐くような投球に期待


ー勢いのある若手陣と味のあるシニア陣が上手く調和している今年のフィリピン打線。しいて言えばランナーを貯めてからの強打が目立ち、取れる点を取り逃している部分があるが、徹底してアメリカンスタイルの攻撃を貫いている。明日の決勝戦ではどのようなベンチワークに徹するかが1つのポイントになるー

ーインドネシア代表の隠し選手(勝手に命名しちゃいました・・)2009年のアジアカップ初制覇時のキャッチャーで主将のドニー、今大会も主将を務め投手としてもマウンドに上がります。明日の決勝戦でのエフェンディーとアクバールの調子によってはマウンドに上がる可能性も大ー
インドネシア開催と言うことで、明日の観客群はインドネシア一色になり、この部分がインドネシア代表にとってプラス要因になることは確かで、フィリピン代表優勢を巻き返す大きなポイントになると思います。
それと・・・
やはり、双方ともにエラーが勝敗の明暗を分ける大きな比重になると判断します。





























2007年にタイ代表の白倉キャサダー投手に敗退を喫し、今回、王者奪回に燃える古豪フィリピン代表と2005年のマニラ開催ではフィリピン代表が優勝し、2007年のバンコク開催ではタイ代表が優勝と、いずれも母国開催における母国代表の優勝となり、2011年のインドネシア開催では、何が何でも優勝を必須ノルマと課されているインドネシア代表・・・
攻、守、ベンチワークともに、アメリカンスタイルのベースボールを施すフィリピン代表と、アジアスタイルの野球を施すインドネシア代表・・・
非常に、興味深い面をも含む決勝戦です。
いずれにせよ、選手達、審判団、そして観客群を含めてフェアープレイで戦ってもらいたです。
さぁ・・・明日の勝敗はいかに
フィリピン代表とインドネシア代表が明日の決勝戦で戦う訳ですが、決勝戦前に今大会での双方の試合内容からチーム力を判断してみます。
単刀直入に・・・
総体的なチーム力はフィリピン代表60%、インドネシア代表40%の「6:4」でフィリピン優勢に立っていると判断します。
この要因は、フィリピン代表が、予選4試合中での失点が「2」、エラーが「0」という安定した数字を残しているのに対し、インドネシア代表は失点が「9」、エラーが「多数(正直・・泣きたいです””何でこうなってしまうのか・・・)」という数字から算出されます。
そして、今大会での双方のチーム力の判断基準になるのはやはり、タイ代表戦での双方の試合内容です。
フィリピン代表がタイ代表に対して「9-2」で圧勝したのに対し、インドネシア代表は延長10回まで縺れ込んだこと、しかも、延長突入時からの今大会特別ルールであるタイブレイク方式(あらかじめランナーを置いての攻撃)を採用した結果での勝利、つまり、幸運性の非常に強い勝利だったことから双方のチーム力が鮮明に映し出されます。
明日の決勝戦での試合展開予想については・・・


ーフィリピン代表左腕エースのデラカルサ投手、フィリピン伝統の左腕投手継承者。鋭いカーブとナチュラルシュートがかかったストレートが持ち味ー

ーデラカルサを中心とした層の厚いフィリピン代表投手陣を攻略できるか?何としても先取点を先取し波を掴みたインドネシア代表ー


↑インドネシア代表のエース投手エフェンディー、調子の良い時はアウトローのストレートがベース手前で揺れて来る(?)緩急主体の投手。
↓インドネシア第2の投手、アクバール。気を吐くような投球に期待


ー勢いのある若手陣と味のあるシニア陣が上手く調和している今年のフィリピン打線。しいて言えばランナーを貯めてからの強打が目立ち、取れる点を取り逃している部分があるが、徹底してアメリカンスタイルの攻撃を貫いている。明日の決勝戦ではどのようなベンチワークに徹するかが1つのポイントになるー

ーインドネシア代表の隠し選手(勝手に命名しちゃいました・・)2009年のアジアカップ初制覇時のキャッチャーで主将のドニー、今大会も主将を務め投手としてもマウンドに上がります。明日の決勝戦でのエフェンディーとアクバールの調子によってはマウンドに上がる可能性も大ー
インドネシア開催と言うことで、明日の観客群はインドネシア一色になり、この部分がインドネシア代表にとってプラス要因になることは確かで、フィリピン代表優勢を巻き返す大きなポイントになると思います。
それと・・・
やはり、双方ともにエラーが勝敗の明暗を分ける大きな比重になると判断します。































非常に、興味深い面をも含む決勝戦です。
いずれにせよ、選手達、審判団、そして観客群を含めてフェアープレイで戦ってもらいたです。
さぁ・・・明日の勝敗はいかに
