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ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

益々厳しい神戸長田の地場産業

2008年05月05日 | Weblog
 震災後、工場も焼けて何もない状態から再出発したケミカル産業の靴の街長田。
やはり、ものづくり、生産業は、すべて中国にもっていかれた状況。

当初、中国製品は安かろう、悪かろうといったもので、そう危機感がなかったのだが、ここにきて、安価でよい品物が入ってくるだけに、競争にならない。

長田の各メーカーも生産拠点を中国に移して、地場産業の空洞化が日ごと進む一方でこれまで、工場地帯が、住宅地に変わっており、やる仕事がなくなりつつある。

神戸市内でも高齢化率、少子化率は高く、新しい街が出来ても、活気がなく、広い通りに、閑散とした商店街が出現しており、この先、どのような街になっていくのか先がまったくみえない状況にある。

行政施策のみならず、地域住民がこの街の再興と未来に参加するときがきており、人任せでは、この街の未来はない。