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特に長田区のなかでも新長田周辺の地域が倒壊し
そして火災での被害は広範囲に至った。
新長田は神戸の副都心とも言われ、その町にある大正筋商店街、
それに連なる六間道商店街は戦前、戦後にかけおおいいに
にぎわった商店街のひとつで、妹尾河童氏の小説「少年H]でその周辺が
詳しく舞台となっており、克明に描写されている。
偶然にも被災を免れた路地、長屋がつらなり、通リから路地に入ると
そこには、時間が静止したようであの災害も無かったように、
何年も変わらぬ生活がそこにある。
今この周辺は大河ドラマの平清盛ブームにあやかり、町おこしを盛り上げようと
している。