ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

大雪と闘う東北の人たち

2012年02月10日 | Weblog


 今日山形県大倉村で一時4mの積雪が観測された。
雪にはあまり縁のない神戸に住む者にあっては、ただテレビの映像を
見て驚くばいかりだが、先日山古志も今年はさらに多い積雪があった
とのことで写真を送ってもらったが、見るだけで
寒さと、雪国の厳しさを改めて思う。

 これまで暖冬といわれ降雪量が少ない年はその年の夏には
水不足を心配しなくてはならないと言っていたが、昨年、そして
今年になっては、その雪の降る量が半端ではない。

 現地では毎日が除雪が大きな仕事になった。
特に山間部の農村は一人暮らしの老人fが多く、屋根の雪降ろしを
高齢者の方が行い、事故の報も多い。

 町から雪降ろしのボランティアがこういった村への支援を行なって
いるものの、その数はまだまだ少数で
今後さらなる支援が必要だと思う。

 災害列島日本、人はこの現実にどう向き合っていくのか、
政治にばかり期待してもその結論は出ない。

自助、協助はあっても、公助が期待できない国になったこの日本。
その付けを国民にばかり回す政治家だけが元気である。