ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

長田を歩けば

2012年02月22日 | Weblog
 神戸長田。

靴の町。婦人靴の製造量は国内の製造率は8割を占める。
製造メーカーがあり、その下支えする、縫製、裁断、加工
などの下請けの加工場が集中したのも、震災まえまで、

 今では、中国からの製品に押され、輸入品を仕分け、梱包し
発送するだけに切り替えた会社が増えて、靴の生産の音が
消えなくなってしまった。

 往年は仕事が終え、この町はににぎわっていたころが
本当にあったのかと思うほど、今は静まりかえっており。

 工場で合ったところが、マンションに変わり、またガレージに
変る。

人の暮らしが息吹いていた時の様相が消えていった。
町の高齢化したのである。
 
こういった状況は長田だけにあらず、日本の全国あらゆる
町がこういった町姿に変わっていこうとしている。