北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

北原鈴淳 尺八教室 in八王子

2037-07-15 11:05:00 | 音楽・日々是尺八

  



 
  指導者  鈴慕会 大師範

            
            北 原 鈴 淳

 


音楽歴  
長野県飯田市立追手町小学校5~6年で器楽班に入り、小太鼓を担当。

東中学校2年から飯田高校卒業までの5年間、吹奏楽班でユーフォニアム(ユーホニューム)を担当

大学の三曲研究部で琴古流尺八を始め、故二代青木鈴慕・人間国宝(2018年8月21日死去)に師事
      
1972(昭和47)年1月 浅草国際劇場の「艶歌のすべて 北島三郎ショウ」 で10日間「仁義」「盃」「誠」を尺八伴奏
      
1976(昭和51)年 渋谷東邦生命ホールで尺八リサイタル
曲目「みだれ」「一定」「箏四重奏曲」「詩曲」「鹿の遠音」「千代の鶯」

1991(平成3)年3月 NHKFM放送「邦楽のひととき」
に「明治松竹梅」出演
さらに1991(平成3)年7月「泉」、1992(平成4)年「末の契り」、1992(平成4)年6月「泉」再放送、など出演

      
2007(平成19)年 北原尺八教室をめじろ台に開設

2024(令和6)年、芸歴(芸道・竹道)58年を迎えた

稽古場 東京都八王子市めじろ台2丁目
      (京王線めじろ台駅徒歩6分)
     
      電話 042-668-1278
(お問い合わせは午前8時~午後8時まで、都合により留守電にしてありますので、ご用件を録音願います)

稽古日 日曜日・月曜日・火曜日・水曜日(午前10時から午後5時までの予約制)        
    ご希望により他も可能な日(午前中など)があり、ご連絡下さい。
月謝   
月2回、5000円 (1回約50分間)
月3回、7000円 (1回約50分間)
月4回、8500円 (1回約50分間)
ワンレッスン、3000円 (約1時間)

その他、ご希望により特別ワンレッスン2時間を設けます。(5000円)

入門料 3000円(ホームぺージご覧の方は半額の1500円)
      入門者には自費出版のCD2枚差し上げます。

初心者から対面式で一人一人指導します。まずは基本の音出しから。
 古曲を中心に宮城曲、現代邦楽、歌謡曲までご希望にも応じます。

琴古流本曲 三谷菅垣・雲井獅子・虚空鈴慕・鹿の遠音 など

地唄筝曲  黒髪・千鳥の曲・笹の露・残月・八重衣 など

宮城曲   春の夜・春の海・初鶯・泉・虫の武蔵野 など

現代邦楽  風動・詩曲・一定・萌春・出雲路・箏四重奏曲 など

その他ご希望により 童謡・唱歌・歌謡曲(著作権法に触れない曲)など

体験レッスン 500円(約60分) ご予約ください

初めての方には、安価な樹脂製の尺八を取り寄せます。竹製や木製を欲しい方は、別途ご紹介します。
取りあえず、貸し出し用のプラ管あります。

練習の状況により箏や三絃と時々合奏練習をして、年に一度は稽古場でおさらい会をします。

1976年北原康夫尺八リサイタルより、
杵屋正邦作曲・尺八独奏曲「一定」(いちじょう)が聞けます。
長澤勝俊作曲
「独奏尺八のため詩曲」
上記、青色線をクリックしてください。

金曜日・土曜日は家内が箏・三絃教室も開いています。
お試し体験を承っていますので、ご希望の方はご連絡ください。

近況と雑感(10/2) 
10月に入っても暑いが、急に庭の金木犀が匂い出した。秋である。

9月27日、府中で映画「スオミの話をしよう」を見た。三谷幸喜ワールドの面白おかしい映画だった。
主演女優長澤まさみが妻役で、誘拐されたと大騒ぎとなる。現夫(坂東彌十郎)や前夫(西島秀俊)、元夫らが5人も集まり、身代金を要求されて、あたふたする。松坂桃李、遠藤憲一もからみ、大騒動だ。

雹で壊れた道具箱を粗大ごみで出した。
代わりに「カインズホーム」のチラシを見て1980円の道具箱を買って来た。私は車も無いし、運転出来ない。大きくて持っては帰れないので配送をお願いしたら、提携の佐川急便だと、大きいので配送料が3000円だと言う。商品より高いではないか。サービスカウンターの店員さんが「タクシーの方が安いですよ」と言ってくれた。ついでにサツキも買い、タクシーに乗ったら、2000円だった。

10月2日は某百貨店の開店記念日だ。もう42年にもなる。

イラストレーターの山藤章二が9月30日、87歳で亡くなった。

私は毎週のように図書館に行って、かつての「週刊朝日」の山藤章二のブラックアングルや似顔絵塾を見るのが楽しみだった。
特に似顔絵塾は一般公募の作品だが、可笑しくて「苦笑」してしまい、つい大声で笑いたいくらいだった。主に芸能人や有名人が、ピカソの絵のようだったり、動物のようだったり、奇妙奇天烈な絵がなつかしい。
山藤が体調を崩して、休載となり、やがて「週刊朝日」が休刊となってしまった。その後は「サンデー毎日」で松尾貴史となり継続している。

自宅に 井上ひさし・文、山藤章二・絵の本があった。「巷団辞典」である。
一般的な4字漢字について、面白おかしく述べた本である。別に四字熟語ではない。

,

内輪の合奏練習会で宮城道雄作曲「北海民謡調」と山本邦山作曲「壱越」を練習することになった。私にとって「北海民謡調」は初めてである。私が大学1年生の時に2年生が演奏会で発表したのを覚えている。「ソーラン節」がメインだ。
「壱越」は以前に何回か演奏したことがあるが、3楽章は特に速いから果たして手が回るかな?


邦楽番組のお知らせ 
NHKFMの「邦楽のひととき」は月曜日の午前11時から11時25分まで、特に箏・尺八の演奏が聴ける。だが最近はどんどん少なくなってきている。(火曜日が無くなって来た)
もっと若手の上手い奏者を出演させるべきだ。古典にこだわらず、グループでも現代曲でも、もっと取り上げてもらいたい。

尺八ソロは古典本曲が多いが、現代曲の独奏曲もあるので、取り上げてもらいたい。

「邦楽百番」は水曜日午前11時から11時50分までです。これは一流の演奏者の特集である。
この時は地唄など、カットせずに全曲演奏するので聞きごたえがある。これは演奏のお手本になる。

毎週土曜日にテレビ朝日で「題名のない音楽会」があり、時々邦楽器が出演しています。


信陽舎 舎友会総会で尺八

2024-09-13 16:11:37 | 音楽・日々是尺八

一度投稿しても何度も見返すと、追加したい文が出て来て毎日のように、追加している。しつこくて済みません。

未だ猛暑が続く9月7日、信陽舎 舎友会の第8回総会が、新宿サンパーク7階で開催された。
信陽舎とは私が大学生時に4年間お世話になった寮である。総勢38名が出席した。

総会の後の懇親会で尺八演奏を頼まれて演奏してきた。余興としての尺八である。

自宅以外で演奏するのは調べてみたところ、7年前に高校同期会で演奏して以来だ。
与えられた時間は20分くらい。すべて暗譜するように努力してきた。候補にあげた曲を練習したところ、夜中に頭が冴えて眠られなかった。久しぶりなので不安もあった。

当日、会場で渡された式次第を見たところ、私の演奏は宴会が始まって30分後に始まるようになっていた。
これは皆さん騒いでいる最中で、聞いてくれるか心配だった。知人にも「もっと前にしてもらったら」と言われた。
今までの経験上はうるさくて、あまり聞いてくれなかった事もあった。
しかし、私は「大丈夫ですよ。聞いてなくてもやりますよ」と臨機応変に対応することにした。

実は昨年の総会は長野市であり、総会に地元の舎友会の父君が都山流(竹琳軒大師範)の尺八演奏をした経緯があった。
曲目は尺八本曲「鹿の遠音」、箏との「黒田節」「千鳥の曲」を演奏して大好評だったらしい。それで今年は北原に尺八をとなったそうだ。
私も過去、信陽舎が建て替えられた平成8年の記念パーティー(吉祥寺東急イン)で尺八を演奏していた。実に28年振りである。

信陽舎の連中は良く飲む。幸い私の長方形の長いテーブル席10人は当時在寮中に一緒になった人ばかりで、話が弾む。

酒が入って歓談中の大騒ぎの中、司会者から尺八の演奏を頼まれた。多少はビールを飲んでいた。少しは飲んだ方が唇の潤いがあって、良く音が鳴ると思う。

尺八を持って演壇に登ったところ、演台上に20センチくらいの高さのマイクがあった。
工夫すれば良いのにそのまま演奏に入った。本当は立ちマイクが必要だったのに。
演台上のマイクを近づけたり、離したりしてしゃべくりと演奏を繰り返した。演台がぶつかりそうで極めて演奏しづらく、歌口をマイクに近づけるためかなり尺八を真下に持ち、下を向きながらの演奏だった。

後で考えたら、演台の横に立ち、マイクを横に向ければ良かったのにと思った。

私は以前ライブでやってきたように、自己紹介と尺八の簡単な説明をした。
先ず尺八は前に4孔、後ろに1孔の説明から、音階でロツチレチリ。すなわちヘ長調で言うラドレミソで出来ており、ドから順に始まる曲がある。「ドレミソラドレミミミミー」とリズムをつければ「函館の女」になる説明をした。

そこで北島三郎の本により、この曲の出来た時の話で、作曲者がもう一行詞が欲しいと言われて、作詞者の星野哲郎は「ちょっとトイレに行く」と言い、帰って来たら「とても我慢が出来なかったよ」を付け加えたそうだ。これは本当の話である。

私が23歳の時に「新春北島三郎ショウ」で「仁義」を10日間伴奏したが、曲の最初の口上は「お控えなすって。私、生国と発しますところ関東です」だ。それをもじり、「寅さん」の口上をミックスさせて「私、生国と発しますところ信州飯田です。天竜川で産湯を使い、姓は北原、名は康夫。人呼んで尺八の北原と発します」と述べた。多分受けたと思う。
この頃気づいたのだが、会場はすっかりシーンとなって皆さんしっかり聞いてくれて、時には笑っていた。

尺八と言えば正月に聞かれる、宮城道雄作曲「春の海」だ。前半の部分を演奏した。
皆さんが聞く「春の海」は大概、二代青木鈴慕であると説明した。今は著作権が切れて誰もが演奏できる。

ペギー葉山が歌ってヒットした「ラ・ノビア」も演奏、いい曲だ。演奏後に友人から「ラ・ノビア」はいいねえと言われた。「春の海」も高音が良かったと。多分カモメが鳴いているところだろう。

長野県には「信濃の国」の県歌があるが、その中に「北に犀川、千曲川」とある。
信陽舎は長野県全体から集まるので、ゆかりの五木ひろしが歌った「千曲川」を演奏。五木ひろしは音域が広いので素人にはハードルが高い。

この日の為に楽譜のファイルを用意してテーブルの上には置いていた。曲の順番に楽譜を並べてあり、時々見ては確認していた。
演奏では暗譜で間違えてはいけないと曲順のメモまで持って行ったのだが、胸ポケットに入れるのを忘れ、肝心のメモはカバンの中だった。それさえ演奏中は忘れていた。

従って「千曲川」で演奏を終了してしまった。本当は未だ文部省唱歌の「ふるさと」を演奏する予定だったのに、忘れてしまった。席に着き隣人に「ふるさとをやらなかったね」と言われて初めて気が付いたのだった。

私の演奏は最後の出番だと思っていたから「信陽舎寮歌」と「信濃の国」も続けて演奏するつもりでいたら、その後は自己紹介の段取りだった。
総勢38名の自己紹介を面白おかしく聞いた。

そして、いよいよ最後に「信陽舎寮歌」と「信濃の国」を演奏した。
寮歌の楽譜は手元に無かったので、自分で作譜していた。結構覚えているものである。
2曲とも2番まで歌った。

同じテーブル席のIさんには「尺八よりしゃべくりの方が良かったぞ」とお褒めの言葉をいただいた。それはうれしい事である。

又、飯田市がテレビに出た話題になった。日本テレビの「秘密のケンミンショー極」に焼肉日本一だと放送された事だ。
人口1万人当たりの焼肉店の数が多いというものだ。確かに飯田は昔から「おたぐり」(馬の腸の煮込み)やジンギスカンなど焼き肉店が多い。

この総会に向けて名刺を作成する事にした。久しぶりの名刺作成である。
以前から書いているが、10年前まで新宿で印章店を営んでおり、未だ名刺の印刷機が自宅にあるのだ。
約5年振りに稼働することになったが、上手く印刷出来るか心配だった。埃だらけの古いパソコンと名刺印刷機を掃除した。
インクリボン式だからもう干からびているだろうとの予想通り、中にあったインクリボンは機械に巻き付いてエラーとなってしまった。そこで幸い未開封の新しいインクリボンがあったので交換してみた。大成功である。
このブログは以前とはサービス会社が違っているので修正する必要があり、又メールも変更していた。そこで50枚ばかり印刷出来た。

舎友会終了後は隣席のAさんと二次会に行って、若い舎友とも名刺の交換しながら飲んだ。
そうした中で、私が飯田のライブで一緒に演奏したギターの桑原氏と知り合いだという人がおり、話が盛り上がった。

私は久しぶりに飲み過ぎたようだ。
理事長も交え、さらに3次会(喫茶店)に向った。終わったは午後8時近かった。

信陽舎の28年前の演奏後の2次会で飯田市出身の高田先輩から、下久堅公民館の「新年の会」(平成9年1月)で演奏をこの時頼まれた。
飯田市に箏の先生がおり、一緒に演奏する機会を得た。そこには私のいとこが「郵便局長」もしており、出席された。
又、飯田では初めての演奏だったので、高校の同期や信陽舎の先輩、小学校の担任の佐川先生も来られた。

そのおかげで、高校同期の企画でライブ演奏会を3回ほど催してくれた。

又、平成10年1月には長野冬季オリンピック開催に当たり、下條村からもエールを送ろうという企画があった。
メインは「画家の原田泰治と峰竜太の対談」であったが、前座で私は「尺八オンステージ」のタイトルで演奏を行った。
この時も下條村在住の佐川先生もお見えになった。
やはり、信陽舎の先輩で現在村長の金田さんも来ていただいた。なんと金田村長は今回の信陽舎舎友会で隣の席だったのである。

佐川先生は演奏後、楽屋に訪ねてこられて、下條村の名物「ヨーグルト」を何本もいただいた。
その時に「北原君、同級会をやってくれ」と言われて、同級生に声をかけ、同級会につながった。先生は大いに喜んだ。
計算上小学校卒業後、37年振りということになる。
佐川先生からはその後、お礼の達筆なお手紙をいただいた。

来年の総会は松本だそうだ。
信陽舎の寮歌の詩が良いので、1番だけ掲げよう。
〽千山万岳そそり立ち 白雪絶えず水清し 四時の谷には花香り 世塵も遠くかよいこぬ ああうるわしきわが山河

信陽舎は私が入った時は旧館の古い3人部屋だった。その後は新館の2人部屋に入ったが、現在は建て替えられて1人1部屋である。
立派な施設であるが、このところ入る寮生が少なくなっているそうだ。
パンフレットも総会でいただいた。希望者を募集中だ。


2024年 我が家の庭

2024-09-02 15:09:07 | 趣味・ガーデニング

2024年の我が家の庭である。

4月17日、我が家の芝桜である。このところ毎日のように朝のNHKニュースの終了時に立派な芝桜が写されていた。
我が家は水はけが悪く、毎年この中は苔で一杯になる。従って秋には全部一旦はがして埋め戻しているのである。秋には花が咲いていないので写真のようにピンクと白の区別が不明確になってしまった。

毎年ツツジの剪定の仕方が悪いのか、なかなかきれいに咲かない。ところが今年はきれいに咲いた。
今ピンクに咲いているこの4本は、花後の剪定が遅かったと思う。そこで昨年は花後に素早く剪定してみた。その結果見事に咲いている。

こちらは霧島ツツジである。これも久しぶりにきれいに咲いてくれた。

こちらは枝豆である。昨年より少し遅れたが、5月15日種をまいた。品種は昨年と同じ「湯あがり娘」だ。

こちらは「スチューベン」である。老木のためか、剪定のし過ぎか今年は実の数が多くない。しかしうまくいくと、ひとつづつの房は大きくなるかもしれない。

5月24日、枝豆は順調に育ち、ペットボトルは15個はずした。

アジサイも咲き出した。サツキはやはり5月になると咲く。右側はブルーベリーで網掛けをした。
ブルーベリーは3本苗木を買ってきて植えたのだが、いつしか1本は枯れた。しかしある1本からサッカーなるわき目が出て、それを移植したら上手く根付いた。従って今は3本である。
鳥に食べられるから、毎年支柱を立てて、網をかけるのだが、結構大変だ。今年はいつもより多くの実がなっている。

5月29日現在、スチューベンは順調に育っている。

6月1日、いつものように草取りをしていたら、草むらにこちらを見つめる動物にぎょっとした。
2~3年前までいて最近は見かけなかった大きなヒキガエルである。薄茶色したヒキガエルは15センチ以上あり、手足を伸ばせば30センチくらいになるだろうか?
その後、アガパンサスの茂みの中に入ってしまい、もうどこにいるのか分からない。困ったものである。

6月9日、スチューベンの摘果と摘粒をした。小さな粒は取り除き、二手に分かれた実は片方を切った。中には邪魔な葉を切ろうとして、誤って房を切り落としてしまったこともあった。
葉を切るのは風通しを良くする為である。

娘に鉢をもらったガクアジサイも咲き出した。今では立派になった。

田舎から父が球根をくれた白百合が今年も咲いた。

枝豆は順調である。

スチューベンも順調であるが、今年は暑すぎるし事情があって摘果が遅れている。

アガパンサスも咲いた。立派に育ったが今年で見納めにしようと思っている。
アガパンサスは冬に葉っぱがところどころ枯れてみっともなく、その都度葉を切っている。又どんどん増えるし、どうやらヒキガエルの隠れ家になっているようだ。だから花が終わったら根こそぎ始末しようと思う。

そんな中、土砂降りのある8月の事だった。いつもはどこにいるか分からないヒキガエルがひょこり庭に現れた。
降り始めた雨の中、枝豆の畝の周りの水たまりに現れて、私と目が合った。あわてて家内を呼んで見させた。家内は初めて見るのである。時々動いては私を見つめて、危険がないと感じたのか、そろりそろりと草むらに逃げ込んだ。
我が家が気に入っているようだ。

ブルーベリーは今年は順調で今までで一番良い。梅雨に恵まれ、太陽もそこそこに当たり、かなり枝も伸びた。8月10日、ついに5粒くらい収穫した。21日までに30粒くらい収穫した。

枝豆は今年初めての収穫はとりあえず20個くらい。
ところが枝豆は高温過ぎたか、水まきが少なかったか、最初は旨かったがその後は旨くなかった。失敗だった。

スチューベンはついに全部、袋掛けを終了した。全部で100房くらいだろう。昨年より数は少ないが、房は大きいのが多い。

ブルーベリーは全部で100粒くらい収穫できたと思う。そろそろおしまいで、網掛けを外して、今度はスチューベンにかけようとした矢先に、鳥にかなり食べられてしまった。網をかけるタイミングが今年は難しかった。日照りが続いたと思ったら、土砂降りだ。

9月1日台風が温帯低気圧に変わったのを見て、スチューベンに網をかけた。鳥に熟したのを知らされたが、実際は未だ完熟ではない。もう少し待とうと思ってるとやられる。残念である。知人にあげるのにやはり完熟した旨いものをあげたい。皮が真っ黒になれば完熟である。糖度が高く旨い。


女もすなる日傘というものを

2024-08-11 14:29:26 | 随想

猛暑到来。あまりの暑さに「女もすなる日傘というものを 私もしてみんとてするなり」というわけで、実際に日傘をさしてみた。本当は雨傘だが、実に涼しいと思った。

日傘は以前ある人から頂いた、折りたたみみ傘なのだけれど、単なる黒色ではなく、青色地に赤などのチェック柄だから、日傘に違和感は無い。時々若い男性も見かける。梅雨時はほとんど毎日持ち歩いている。軽くて便利だ。

大分くたびれて来たが、この日傘はもう20年以上前の物だ。大事に使っている。
実はこの傘は新宿で印章店を営んでいた時に、メーカーのシャチハタさんからいただいた物だ。

シャチハタと言えば、ご存じのネームの浸透印で有名だ。当時シャチハタはある期間「ポンポンセール」をしていた。
注文の金額に対して点数のシールをくれて、それを台紙に貼って貯めていたのだ。私は別に積極的に販売していたわけではないが、当時結構注文があり、点数がどんどん溜まった。
期間が終わりシャチハタの営業マンに連絡したところ、銀座の三越か高島屋で購入した写真の折りたたみ傘をくれたのである。ハイカラで嬉しかった。

骨の先の布がほつれたのを修理したりして、どうにか無事に使用している。

折りたたみ傘と言えばこんな思い出もある。
私が30代の頃、二代青木鈴慕門下の「鈴慕奨励会」の演奏会があった。当時尺八が上手な門下生約10人くらいが選ばれて演奏会で腕を競った。観客数を増やすため先生はチケットに演奏者の名前を記入させて、多く入場させた人に賞品をくれるということを考えた。私は当時会社勤めで、関係者や親類、友人に結構声をかけて来てもらった。
それが実り、演奏会後に先生から「北原が一番」と言われて、折りたたみ傘をいただいた。奨励会は毎年続いたので、2本くらいいただいた。もう時効だが、担当者は余りにも北原が多かったので、他の人に分けてあげたと言っていた。それでも私の一番は変わらなかったという。

先生は暮れに毎年、門下生の一部と箏、三絃の演奏家を稽古場に招いて忘年会をしていた。
ある年は雨だった。そこで私は例のシャチハタの折りたたみ傘を持参した。帰りの最寄り駅は高田馬場駅である。
ホーム上で丁寧に折りたたんでいた時、著名な三絃演奏家が「北原さんって血液型はA型でしょ」と言われた。ズバリである。

今年は日傘が売れているようで、街なかではテレビで言っていた、日傘専用を見かける。
外側は白地で太陽を跳ね返し、内側は熱を吸収する黒地になっているのが良いようだ。


2024年版 旨い店

2024-07-21 15:23:22 | グルメ

2024版 旨い店

西八王子のどら焼き「万叶」(まかな)は初詣の帰りに寄った。

いくつもの種類があり、私は「渋皮モンブラン」だった。店内で作っており、「うまかない」だって?それはない。ここのどら焼きは実に旨い。どこどこよりも、とは言いません。

2月16日は、八王子セレオ9階にある「梅蘭」に入った。
ランチ時で私は梅蘭焼きそば(小)とエビチリのセットだった。1400円。
梅蘭の本店は横浜にある。名物の焼きそばは、その宣伝文句によると
「カリッと焼いた焼きそばの間に豚肉、モヤシ、玉ネギ等のトロリとした熱々のあんかけがたっぷり! 今まで食べたことがない美味しさが、口いっぱいに広がります。」とある。
以前一度入った事があり、その味は知っていたが、本当に久しぶりだった。
旨いなー。焼きそばは小となっているが十分の量だ。エビチリは少し甘いあんかけだが、甘すぎない。杏仁豆腐も付いている。
私は11時過ぎに入ったので空いていたが、瞬く間に混んできた。

こちらは京王八王子駅ビルにあるレストラン、ステーキ・ハンバーグ「紅矢」である。
オージービーフを使用したハンバーグランチが700円。コロナ前までは600円と安かった。味もおいしい。今年の3月でビルの営業を終了すると聞き、何回も通った。
最後にはハンバーグとステーキを奮発しても1050円で満足した。

こちらも京八駅ビルにある中国料理の「蓬莱軒」で日替わりランチが800円。
私は普通のランチで「土鍋麻婆豆腐」や「青椒肉絲」が気に入っていて注文する。880円。
ここはとてもおいしい。本格的でサラダや杏仁豆腐もついてくる。中国人が経営で注文時は中国語が飛び交う。この京八駅ビルには何軒もレストランがあったのだが、生き残ったのは他に「サイゼリヤ」くらいだ。
「サイゼリヤ」はどこにでもあるが、この2店舗が無くなるのは残念なことだ。

娘の誕生日祝いに家族が買ってきたケーキである。

めじろ台南にある「ペール・ノエル」でここは本当に旨い。
私の希望を聞かれてやはり「モンブラン」を取ったのだ。好きだね。翌日にはシュークリームもいただいた。ここのシュークリームはドロッとしていて、皮はしっかり堅めである。

高尾駅からイーアス高尾への道には桜並木があり、4月2日には満開近かった。所用があったので、その前に昼食をとイーアス高尾の、その名も蕎麦屋の「高尾の桜」に入った。
注文は「かつ丼とうどんセット」で1067円だった。某かつ丼店より旨いと思った。
食事を終わってレジに向ったところ、諏訪の日本酒「真澄」の一升瓶が置いてあった。かねてよりの縁で店員さんに聞いてみた。すると店員さんは「私は塩尻出身です」と言い「私は飯田出身です」と答えた。
話が合い、「また来てください」に「また来るよ」と答えたに。

タイトルとは違ってしまうが、最近のレストランはセルフレジが多くなってきた。

行きつけの「ガスト」「サイゼリヤ」は、やっとこさっとこ操作ができるようになった。

話は違うが、友人と新宿の居酒屋で飲んだ時、清算して自宅に帰ってからレシートを見たら、飲んでないのに表示されていた。「酔仙」600円。外国人のオーダー係が、スマホみたいな器具で操作をしているのだが、他のテーブル番号をインプットしたのだろう。今後はその場で気を付けたい。