お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
文系の生徒から戻って来た・・・厳しい表情だ。たぶん、理系の生徒も姿はまただが、同じような雰囲気での帰還となるはず。
中3は夕食を買いに行ったようで教室は閑散としている。ただ一人勉強している中1の星翔、この事ならぬ気配に耳を澄ませることができるか・・・。
今夜の空気が入試だ・・・
その意味では高校生の部屋で勉強している中3にとり、入試の怖さを感じるいい機会となる。その中3とても明日から学年末試験が始まる。内申を決定する最後の試験となる、その意味では大きい。しかしセンター試験と比べると、その重さは比べ物にはならない。
この時間のなか、唯一の吉報・・・楓華が冬休み明けの数学の試験で三重中で学年1位を取った。まずはめでたい。しかし、こと数学の腕力は脆弱だ。まだまだ調練されたし。
担当の講師が来たら泣いてしまう・・・そんなコメントが向こうの部屋から漏れてくる。俺はあい(23期生・三重大学教育学部4年)と『ぎゅーとら』へおでんの具の買い出しに行く。おでん・・・今日で5日目に入る。
朝は午前5時から起きていた・・・2日目だ。
福島先生(松阪双葉塾塾頭)が来てくれたので感謝・・・娘のれい(18期生・某高校講師)と俺の運転する3台で生徒を運ぶ。
来年受験に臨む直樹(津西2年)、そして再来年が星河(津高1年)と匠(津東1年)がセンター試験と初遭遇・・・果たしてどのような気持ちが湧きあがったのか・・・。
応援に駆けつけた晶穂(26期生・三重大学教育学部1年)と麻知子(26期生・大阪府立地域衛生領域1年)。
そして俺は懐かしい生徒・・・真輝(津東3年)に会う。「先生、覚えていますか・・・」 「覚えているに決まっている」 「・・・」 「頑張れよ」 「はい、頑張ります」
・・・塾を離脱した生徒を忘れるはずがないのだ。それ以外にも離脱した生徒はいる・・・みんな頑張ってほしい。
密航者たちは第一食堂で皆が勉強している。俺はさせるはずの過去のセンターの問題を車に忘れるというアクシデント・・・この流れじゃ再試合やな。気分転換にキャンパス内を散歩。北野ドクター(築地の病院勤務)が活躍したラグビー部の部室前から野球のグラウンド、そしてサッカーコート・・・それを突っ切りフェンスを登る・・・登り方を忘れている。そして階段を上ると堤防・・・
車線幅が広がった・・・拡張工事か、遠くには風車。そして広がる伊勢湾・・・この砂浜も三重大学の敷地だという。
外に出ようとすると封鎖されている・・・よく考えると工事はまだ途中で立ち入り禁止のエリアに入り込んだのだ。トラップに捕まった動物のような気分・・・出口を探す。
まずは千里(津西3年)・・・数学ⅠAの問題に見入るれいと玄太(24期生・三重大学医学部2年)。食堂に駆け込んできた周りの受験生たちからは、「ムズ」 「やられた」 「死んだ」
そして遠くの試験会場の生徒たちもやって来る。
沸騰・・・
里菜(26期生・鈴鹿医療科学大学1年)もやって来た。
そして午後が始まる。