お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
「ついてへん」・・・そんな言葉が口をついて出る、結女と書いて「ゆめ」と読む。結女はそんな子だった。
南郊中から久居中に転校。慣れない環境からか、学校では殻に閉じこもり、自分をさらけ出すことはなかったのかもしれない。内申が伸びない・・・同じ中学で同じクラスに塾生が二人いた。その二人よりも少しだけいい点数でも内申では10ほどの差をつけられた。
松阪高校に落ちて桜ヶ丘高校・・・最近、日生第一が名前を変えたのだが、最初はこれまた慣れないで苦労したそうだ。全校生徒の前で手の組み方を間違えて叱咤される・・・しかし日生独特、桜ヶ丘独特の姿勢や態度の対する徹底さが大学入試の面接で生きることになる。奈良県立大学地域創造学部へと進学。
これは卒業式の夜・・・やはり中学からの雰囲気を身に纏っている。
ところが進学後には一変、華やかになった。
これは大学1年の夏だ。
大学では地域活性化をテーマに奈良県に留まらずに他府県までにも遠征。このフィールド科目が必修なのだ。市町村の観光推進課の方々とディベイトの日々を送り、その都度レポートを提出する。バイトも2つ掛け持ちをして、クラブではダンス部に所属。昨年、キャプテンに任命される。
face book で結女の生活を垣間見るわけだが、塾生のなか大学生活を謳歌している最もアクティヴな女子大生だと断言できる。
大学は大西君(岡山大安寺れいめい塾塾頭)が言うところの「知の最前線」かもしれないが、それまでの自分を捨てて、望んでいる自分に変われるところでもある。つまりは「変身の美学」を可能にする場所だ。
そして今日の遅がけに・・・
ずっとずっと彼女の幸福を願っていた気がする。生きるのが極め付けにドン臭いタイプだからだ。ところが今の結女は水を得た魚、自由闊達に自分というキャンバスを鮮やかにデザインしている。
大学とはそれまでの殻を脱ぎ捨てるところ、新しい自分にならたいのは絶対に行くべき地だ。
そして有里奈(25期生・三重大学工学部2年)も来てくれた。未流来(北海道大学医学部2年)のコメントじゃ、「さあて有里奈ちゃん、来てくれるかな~あ」 ・・・ともあれ嬉しい。
しかしながら相も変わらずきつい目線でカメラを睨む。有里奈は自分のアルバムを見ていて小学2年頃まではかわいいと思うそうだが、「それ以後は顔面が崩壊してきているなと・・・」などと物騒なコメント、極度に写真を撮られるのを嫌っている。
2年前の三重大が合格当日もこれだ。・・・これは単に俺が近づいたのが嫌だったのかもしれないが。
ところがだ・・・ひょいと素が出る。ことに俺の携帯は指の気配を感じるだけでシャッターを押す。
こんな表情もできるのに・・・
こんな表情もだ。
ウチの新高1の数学を教えてみないか・・・そんなネタを振ってはいるが、今もって色よい返事はない。まいったよな。
センターまでは後6日、そして今日は一生に一度の成人式・・・まあ、インフルエンザにかかって己の不幸を恨んでいる輩も日本中にはいるわけで去年の玄太(24期生・三重大学医学部2年)だけでもあるまい。
そんななかでも中3は俺が選んだ試験を解き、それ以降は自由だ。メニューは松阪西の3年前の冬休み明け試験、南郊中の3年前の冬休み明け試験・・・そしてなぜか過去の松阪西の理科で樹生也が満点を取る・・・明日は雪だ。
そして樹(津高2年)がも東進模試の英語の第6回で194点を叩いた。
樹・・・大晦日に鯛をさばいた高2だ。
鯛は里恵(7期生)が持参。そして始まる。
・・・呆れる。
大晦日の日に樹のさばいた刺身を食べた人は建築系に進みたい樹のために情報のほうお願いします。
奥さんを中川駅まで送った。いつもなら見送るが今日ばかりは勘弁してもらった。なにせ成人式だ。
駐車場に車を止めると望美(高田文理3年)が飛び出してくる。「先生、お姉ちゃん来てる」 優希(三重短大2年)が来てくれたのだ。・・・しかし、駅から直で戻ってラッキーだった。
しばらく会ってなかったが未流来同様、女性らしくなった。お母さんに言わせると、「先生、この子はこの2年、なんにも勉強してませんよ」 それでも人生の夏休みとも言える2年間を過ごし、リフレッシュして社会人生活に入ることができる。
三重短大に合格した夜の写真だ。これまた思い入れの多い1枚。・・・あれから2年だ。
気になってた就職も決まったらしい。希望職種に決まり、この地で生きていくことができる・・・本当に良かった。
北海道から正月に続いての来襲・・・未流来(北海道大学医学部2年)。
「晴れ着では廊下のぼれないですからね、私の晴れ着姿を見たかったら降りてきてくださいね」
慌てて階段を駆け下りる。続くのは写真担当?一人しかおらんかった望美(高田文理3年)。
未流来と書いて「みるく」と読む・・・ウチの体質とは水と油か。そんな予想を裏切り、見事なまでの受験生を演じてくれた。二次出願の間際まで三重大学と北海道大学で揺れ動いた。最後は「どうしても北海道に住みたいんですよ」 そんな未流来の一言から北大勝負となった。
2年前の未流来、セントヨゼフの卒業式。
そして最も思い入れの深い1枚・・・北大合格の通知が届いた日。
そして今、未流来は北大の2年生。夏の潤奈(津東3年)の件など、休みになると北海道から急襲。その折々の塾のアキレスけんともいえるエリアを治療をしては回診。本当に助かったよ。
未流来によい報告ができるように、・・・後6日だ。