2日、空爆を受けたガザ南部ハンユニスでがれきの中に立つ少年=ロイター
【エルサレム=共同】
イスラム組織ハマスの掃討作戦を続けるイスラエル軍は2日、「人道地区」に指定しているパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス西方マワシ地区を空爆した。
パレスチナ通信によると子どもを含む11人が死亡した。ガザでは厳しい寒さで乳児や新生児の凍死が相次いでおり、中東メディアは2日、凍死した赤ちゃんが7人になったと伝えた。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は昨年12月31日、イスラエル軍がガザの医療施設への攻撃を繰り返したことで医療体制が「崩壊寸前」に追い込まれたとする報告書を公表した。
病院を意図的に攻撃、破壊するのは戦争犯罪だとイスラエルに警告した。
報告書によると、2023年10月の戦闘開始から24年6月までの間、ガザ地区内の少なくとも27病院と12診療所に計136回の攻撃があった。
イスラエル軍が2回にわたり大規模作戦を実行した地区最大のシファ病院では三つの集団墓地が見つかり、約80人の遺体が収容されたという。
AP通信は、2日のマワシ地区への攻撃でガザの警察関係者らも死亡したと伝えた。ガザ保健当局は2日、戦闘開始以降のガザ側死者が4万5581人になったと発表した。
一方、米中央軍は、イエメンの首都サヌアなどにある親イラン武装組織フーシ派の軍事施設を昨年12月30、31両日に空爆したと発表した。フーシ派はハマスと共闘し、イスラエルへのミサイル攻撃を続けている。
シリアの国営通信によると、シリア暫定政府のシェイバニ外相やアブカスラ国防相らの代表団は今月1日、初の公式の外国訪問としてサウジアラビアの首都リヤドを訪れた。
2023年10月にイスラエルとパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの衝突が始まって以降、中東情勢が大きく揺れ動いています。
地域大国イランとイスラエルが直接、交戦する事態に発展し、シリアでは半世紀以上続いたアサド家の政権が崩壊しました。最新ニュースと解説記事をまとめました。
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日経記事2025.1.2より引用
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正月早々、イスラエルノネタニヤフは何をやっているのだ? ドアホらが!!