・ロスチャイルド財閥-67 インテリジェンス機関の創設 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/70d7efbf8ecfdfe8c5e7434f57181a16
MI-6 本部 イギリス
イギリスでは、ロスチャイルド家の影響下で本格的なインテリジェンス機関がつくられました。
1909年、戦争省の外局として秘密業務局が設立され、国内課と外国課がつくられました。
第一次世界大戦が勃発すると、戦争省情報部が全情報を一元管理することになり、その下に
MI (Military Intelligence) 1 (暗号)
MI2 (アメリカ、ソ連、スカンジナビア、中東、極東)
MI3(東欧、バルト海沿岸3国)
MI4(地図)
MI5(防諜)
MI6(海外諜報)
などが設置されました。
大戦中に組織は大きくなり、数千人単位となります。
後の話ですが、第二次大戦中には特にMI5とMI6とが連携を強化しました。 アメリカのCIAはその創成期からMI5やMI6の指導を受けます。
MI6(エム・アイ・シックス)の名は「007シリーズ」のようなスパイ小説・映画で捕六知られましたが、イギリス政府は1994年までその存在を公式には認めませんでした。
一部では、MI5もMI6も実質的にはロスチャイルド家の情報機関であったと語られています。この分野でのロンドン家第5代当主ヴィクター・ロスチャイルドの活躍は有名です。
第3代ロスチャイルド男爵ナサニエル・メイヤー・ヴィクター・ロスチャイルド
(英語: Nathaniel Mayer Victor Rothschild, 3rd Baron Rothschild)
イギリスの政治家、陸軍軍人、英国ロスチャイルド家嫡流の第5代当主(1910年-1990年)
MI5については、元MI5メンバーによる回想録『スパイキャッチャー』(1987年初版)で多くの事が暴露されました。 ヴィクターの巨大な影響力も赤裸々になっていきます。
1974年7月に、第一次世界大戦が始まると、ナサニエルは、大蔵大臣ロイド・ジョージが召集した著名な経済学者、財政家、工業家たちが集まる会議に出席し、シティの混乱を避ける方法,確固たる土台に立って戦う方法について語りました。
会議の席でロイド・ジョージは「かのユダヤの老人(ナサニエル)だけが内容あることを言っていた」とコメントしました。
デビッド・ロイド・ジョージ David Lloyd George, 1st Earl Lloyd-George(1863年ー1945年)
イギリスの政治家、貴族。
また、何年か後、彼は「知人たちのなかから理想の内閣をつくるとしたら、どのような組閣にするか」と聞かれ、ためらうことなく「大蔵大臣にはロスチャイルド卿」と答えました。
ナサニエルは、世界大戦に極めて前向きであった上に、君臨するだけではなく、実務能力の高さも際立っていました。
ロイド・ジョージは大蔵大臣から、軍需大臣と陸軍大臣を経て首相(在任1916年ー1922年)として、第一次世界大戦の采配を振るいました。
内閣には、二人のユダヤ人の大臣がいて、枢密顧問官には6人のユダヤ人がいました。 ロイド・ジョージは、熱烈にユダヤ人を支持し、「シオニストの法律顧問」とまで言われ、周囲は常に多くのユダヤ人が取り巻いていました。
さらに彼は、イギリス国内にいるボリシェビキ(過激派共産主義者)に対する取り締まりも表面的なものに抑えました。 彼の背後にはロスチャイルド家の存在がありました。
ユダヤの武器商人ザハロフは、ロイド・ジョージに多額のd政治資金を貢ぎ、第一次世界大戦で莫大な利益を得ました。
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