ちょっと気になったので、歩行器

昨日の記事で、高齢化とかキャリーとか書きましたので。
その続きというか…歩行器や杖について。

先日の入院で、初めて歩行器を使いました。
これまでの、腹と背中は最初から「歩け」で終わりましたので。
本当に、車椅子→歩行器→杖のルートは初めてでした。

さてこの歩行器、病院内で他の患者さんを見ていると。
一番前側、上から見てUの字のカーブのところ、ここに位置を定めていらっしゃった。



この写真だと、左の方ですね。
でも私はと言うと、手前の部分に手をおいていました。

実はこれ、最初無意識にやっていたんですが。
療法士さんに「何故奥の方に手をつかないんです？」と言われて、たしかに他の人はそうしてる。
では何故私はやらなかったか…。

奥の方に手をつくと、完全に身体が前傾します。
また皆さん腕を置いて、四日っかっていらっしゃる。
つまり、骨盤前傾です。

骨盤が前傾していると、腸腰筋が働きません。
歩いていても、すり足になってしまう。
つまり、歩行器使うだけ無駄…とか言いませんがね。

私の場合は手前側に手をおいて、懸垂のようにその手で歩行器の腕の部分を押してました。
より掛かるのではなく、歩行器のバーを押し返す感じ。
つまりそうすることで、骨盤を垂直に保とうとしたわけです。

まあ歩行器とか、使わないほうが勿論いいですが。
でも何かの事故とかで使う羽目になった時、ちょっと気をつけてみるのをお勧めしたいです。