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甲府市発祥のクラフトビールブルワリー「Obina Brewing」をご存じですか?【第1弾】

2025-02-17 11:02:03 | 山梨県立大学のレポート

「Obina Brewing」の魅力と甲府之証(こうふのあかし)について


皆さんこんにちは!

山梨県立大学国際政策学部4年の吉田龍です!

今回は、大学教授でありながら、ビール醸造家としても活動している方のお話です。彼が学生とともに作り、甲府市のブランディング制度「甲府之証」にも認定されたクラフトビール。その製造会社「Obina Brewing(帯那ビール醸造所)」について、【第1弾】と【第2弾】の2回に分けて紹介します。

ぜひ、最後まで読んでみてください!

 

皆さんは「Obina Brewing」をご存じでしょうか?「Obina Brewing」は、山梨県甲府市下帯那町に製造所を創設したクラフトビール会社です。アメリカ・オレゴン州ポートランド出身のDavid Prucha氏(デイビッドプルーカさん。以下、デイブと記載)が、人生をかけて2007年に創業したビール工場です!

この「Obina Brewing」の最大の特徴は、山梨県産の素材をふんだんに使用していることです。実際に、ビールの原料となるホップも、デイブが下帯那町で生産しています。下帯那町の豊かな土壌、豊富な水、たっぷりの太陽光といった高地の自然環境が、ホップの栽培に非常に適しているそうです。デイブの造るビールの中でも、私のお気に入りの「Bro Mike」は、とても爽快で引き締まった苦味と、フルーティーなホップの香りが印象的でした。そして、フルボディの濃厚なコクが絶妙なバランスでとても美味しかったです!🍺

このほかにも、地元である帯那地区の人々への敬意を込めて名づけられた「The COMM(コミュニティの略)」という銘柄は、甲府市のブランド認定制度「甲府之証(こうふのあかし)」に認定されています。

「甲府之証」とは、甲府市の資源や技術、さらには「甲府らしさ」を活かした優れた商品を認定する制度です。「甲府之証」に認定されると、認証マークが授与され、このまちの誇りとなります。これまでに認定された商品は、甲府市から広報活動や販路拡大の支援を受け、地域経済の活性化にも貢献してきました。オビナビールは、この認定制度の審査委員会で、品質と地域性の高さから、「優秀(最高ランク)」と評価されました。そして、2024年12月14日に、食品部門の第18号として「甲府之証」に認定されました。🎖️

詳しくは、こちらのURLからご確認できますので、ぜひご覧ください。

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shoko/documents/obina01.pdf

 

さらに、これらのこだわり抜いたビールを一人でも多くの方に楽しんでもらうため、「Obina Brewing」は、さまざまなイベントに出店してきました。毎年7月上旬に開催される甲府七夕まつりや、8月上旬に行われる山梨県最大のクラフトビールフェスティバルにも参加しています。特に後者は、県内のクラフトビール愛好者たちが集まるイベントで、新鮮なオビナビールを存分に楽しむことができます。同社では、イベント直前までビールのコンディショニングと樽詰め作業を行い、最高の鮮度で提供しています。

またこのイベントには、デイブが勤める山梨県立大学のゼミ生たちもスタッフとして参加しています。彼らにとってこの活動は、マーケティングや地域活性化を現場で学ぶ貴重な機会となっています。学生たちは販売やPR活動に携わり、地域とのつながりやクラフトビールの魅力を発信してきました。こうした取り組みにより、「Obina Brewing」は、クラフトビールを通じて大学生や地元コミュニティとの強い結びつきを築いてきました。🤝

デイブのゼミの友人たちと一緒に、甲府市丸の内三丁目にあるObina Ale House(帯那エールハウス)を訪れた際の写真です。

今回の取材では3回ほど Ale Houseを訪問しました。彼の「ビールを通じて地域を元気にしたい」という強い思いに触れて、自分自身の甲府に対する関わり方について何度も考えさせられました。デイブのビールはとても美味しく、「甲府之証」に認定されたのは彼の思いの強さが形となって現れているからだと思いました。地域振興を学ぶ中で、デイブや彼の仲間たちのように、人生をかけて地域のために行動することの大切さを実感しました。このブログを通して、デイブたちのビールを一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。興味を持った方は、ぜひデイブのAle Houseを訪れてみてください。😊

 

【第2弾】では、デイブのゼミで得た学びと地域振興活動について、権守さんに語ってもらいます。現場で活動してきた学生の目線です。ぜひ読んでみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🙇

 

【第2弾】はこちら


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