Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

8月27日(九日目) ミューレン

2009年10月21日 01時31分37秒 | スイス旅行記2009年8月
EF24-105mmF4L

午前中は、ヴェンゲン~クライネシャイディックまで電車で行き、ヴェンゲンアルプまでハイキング。午後は時間が余ったので、ヴェンゲンから一旦ラウターブルンネンまで戻り、そこからミューレンに向かう。ミューレンの場所はベルナーオーバーラントの西側の方向にある。アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山は、ミューレンからは東の方向に望める。
ということは、午後になると太陽は西に傾くので、三山の方向が順光ということになる。午前中は東から西へ、午後は東から西に向くと、綺麗な写真になるというワケである。だが、午後は雲が大量に発生し、山頂は隠れてしまう。実はミューレンからもっと高いところへ行くロープウェイがある。シルトホルンという場所である。ミューレン~シルトホルンのロープウェイは、ユングフラウバーンパスの適用外であり、従ってキップを買わなければならないが、このキップが高いのである。なんと往復で約90CHF。8100円以上もするのだ。シルトホルンの展望台は、映画007でも撮影された場所で有名だが、よほど天気に恵まれないと、ここからユングフラウが望めない。午前中はモロ逆光なので、午後に登るしかないが、午後は前述したように雲が出る。シルトホーンから午後にユングフラウが見られる確率は非常に低いというワケである。事実、私も結局この旅では天候に恵まれず、シルトホーンに行けなかった。
写真はラウターブルーネン~ミューレンの電車内から撮影したもの。



同じ山も、見る角度、見る時間帯によって様々な表情を見せるので面白い。