リゲルの思いつくままに

PLANET-EARTH

・・・ FOR YOU ・・・

「RainbowNote について・・・・・」

2010年10月31日 | Weblog
アイフォン(OS4.1)で使用してるRainbowNote のアプリの動作が不安定。主に上部にあるツールバー(?)
が機能しない為に「一覧」や写真(アルバムからの)をメモなどへの追加のためのアイコンが「固定」しおていて
クリックできない状態にある。何回かインストールを繰り返して対応を試みるも改善されない。
ブログで質問もしてみてる状況。ロス在住のKouji Takano氏によるアプリらしい。
¥450.-のアプリにしては、問題あり?
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「スカイツリー・・・・・」

2010年10月19日 | Weblog
488メートルのスカイツリーを船上から。






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「再々、ポーツマス港の罠・・・・・」

2010年10月04日 | Weblog
「フルシチョフの訪問について、もう一つの方法があります」
マウントバッテンは鋭くクリストファーを見た。
「なんだ、それは」
「歴史的に前例があります。嘗て1930年代に、”M"セクションは首相であったマクドナルドやボールドウィンやチェンバレンの許可なしに、報告もせずに、デズモンド・モートンによって作られました。経済的には、三代の国王ジョージ五世、エドワード八世、ジョージ六世によって直接に維持されました。ご存知のように、歴代の首相たちの愚かしい近視眼的な行動によって紛争が起きることを恐れて、そうした処置がとられたのです。特にボールドウィンとチェンバレン首相の時に、国王は英国がナチに対して無力のままに放置されていると感じられたからです」
マウントバッテンはクリストファーを注視した。普通ならば、マウントバッテンが歴史の講義を受ける立場ではなかった。
「”M"セクションの正当性は憲法にもとづいています。国王は国家の総攬者(そうらんしゃ)であって、首相は国璽尚書によって国王から権力を与えられているだけなのです。これがキー・ポイントです。もしも英国国王が、私たちの場合は女王ですが、首相の行為によって国の安全が危険に曝されると思われたときは、国璽尚書を取り戻せます。または、国王もしくは女王は首相の上に立って必要な処置をとることが出来ます。これについては、エリザベス一世以来、歴史上に多くの前例があります」
「お前を現役に復帰させたのは、俺の憲法史の家庭教師にするためではない。問題の核心に戻ってくれ」
クリストファーは答えた。
「私の報告を女王にお見せ下さい。現在の命令の下では私たちは誰に対しても情報を要求できませんし、誰とも情報を交換したり比較することが出来ません。それを女王に御説明下さい。警察に対しても、各省庁のさまざまな秘密情報部に対しても、英国空軍はおろか、私たち英国海軍の他の部に対しても、このままでは私たちは情報を要求することが出来ません。海軍大臣として首相の命令を超える女王の承認を得て頂かなければ、私たちはあなたの命令を実行出来ません。そして女王におっしゃって下さい。もしフルシチョフの身に何か起これば、女王の国家の安全が危険に陥るのです」
マウントバッテンはゆっくりと反応した。彼の鋭い眼がクリストファーを離れてしばらく宙に迷い、またクリストファーに戻ってきた。
「イーデンの頭を超えろだと。それがお前の提案か」
「そうです」
「イーデンは発作を起こすだろう。俺たちは大いに楽しめるぞ」
「これは真面目な提案です」
「わかってるさ、クリストファー」とマウントバッテンは椅子の背に凭れた。「この前別れたときから、お前は何処へ行っていたのだ。どこで歴史と憲法についての速成学位を得たのか、教えてもらいたいな」
「出来れば申し上げたくありません」
「しかし、お前はすでにイーデン首相の重要な命令のひとつに違反している。お前は俺たちが抱えている問題について、外部の人間に相談してるだろ」
クリストファーは沈黙し、マウントバッテンは彼の返事を待ち続けた。仕方なくクリストファーは答えた。
「はい、違反しました。私はそれが私個人のためにではなく、疑いもなく国家の利益のためになると感じたので・・・」
マウントバッテンが手を激しく振ってさえぎり、荒々しく言った。
「おい、くだらないメロドラマはやめろ。今朝、俺とお前は同じ結論に達した筈だ、老ウィンストンの援助は求めない、と・・・」
クリストファーも圧倒されて息を止めた。
「よし、わかったクリストファー・ロビン。お前がどこに行ったのかを俺は知らない、なんて思わないでくれ」
クリストファーは言う言葉がなく、マウントバッテンを見つめることしか出来なかった。「俺も実はそうしょうと決めたところだ」とマウントバッテンは言った。
「お前がノースウェイズのアパートでおもちゃのテディ・ベアのように眠りこけている間に、今朝の5時に決めたのだ。今夜、女王に会う」



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