5月1日付レター
4月15日の膝の手術でごたごたが続いたことは皆さんもご存知だと思う。もちろん初めての経験ではないので辛抱強くいることが大切なのは十分に理解しているが、じっと座って待っていることには慣れていないのが本音だ。 いつ試合に戻れるのかまだはっきりとしていない。医者が言うには、あと4~6週間で試合に復帰できるようだ。
しかしこれもまだ確実ではない。医者の指示に従っていつ復帰できるかを待っている状態だ。 やっと松葉杖を使わなくても歩けるようになった。先々週にラスベガスで行われたタイガージャム11では、松葉杖を使ってホテルの周りを歩いていた。今は膝にギブスをつけている状態で、すぐにリハビリが始まる予定だ。
しばらく膝の痛みが激しくて、数週間前にはすでに膝の手術を予定していた。マスターズを逃すか、出場するかと悩んだが、マスターズ後に手術を受けることにした。マスターズで優勝したとしても手術は行う予定でいた。
(マスターズでは)痛みをこらえながらプレーをしていた。しかしこれが原因でマスターズに負けた訳ではない。マスターズではストロークに問題があり、パットが上手く打てなかった。ボールをライン通りに打つことが出来なかったのだ。これは致命傷だった。ショットの調子は良く、優勝の可能性もあった。
トレバー・イメルマン(2008年マスターズチャンピオン)に電話をして彼の優勝を祝った。彼と直接話せなく、留守電を残した。彼は間違いなく才能のあるゴルファーだ。素晴らしいスイングを持つ彼が、メジャー大会で優勝が出来るかどうかは時間の問題だった。
(マスターズの)コースはタフだった。通常より観客の大喝采も少なかったようだ。僕は全米オープンでプレーをしている気分になった。(マスターズの)観客は多くのバーディーやイーグルのプレーを見慣れているようで、拍子抜けしてしまったのではないか。最終ラウンドが行われた日曜日、風は強く吹き荒れ、パーを出すのも至難の技だった。
来年のマスターズでの難度はすこし低くして選手がプレーし易いようにすると言う話も出ている。来年がどうなるか楽しみだ。 タイガージャム11は大成功だった。スポンサー企業、ゲストで来た有名人の方々、ファンの皆さんには大感謝だ。150万ドルの売り上げはタイガー・ウッズ募金に寄付される。さらにライブとサイレントオークションでは、2009年マスターズへの招待旅行チケット、プライベートロイヤルカナディアンクルーズ、オリンピック招待チケット、2008年ビュイックエンクレーブがオークションされ、大好評だった。
ヴァン・ヘイレンのコンサートは凄かった。デビット・リー・ロスは個人的にタイガー・ウッズ募金に10万ドルを寄付してくれ、とても感謝している。ヴァン・ヘイレンのエディー、アレックス、ウォルフガングにはとても感謝している。 膝の手術のことでファンの皆さんから多くのお便りを頂き、とても感謝している。とても嬉しかった。膝の回復に関しては常に皆さんに随時お知らせしていくつもりだ。 ありがとう、
Tiger Woods
T・ウッズのゴルフバッグの中身・・
DRIVER:
NIKE SasQuatch Tour 460cc driver 7.5degrees
FAIRWAY WOOD:
NIKE SQⅡ 3 wood(15degrees)and NIKE SQⅡ 5 wood(19degrees)
IRONS:
NIKE Forged Irons(2-PW) {all irons are 1 degree upright,have D4 swingweight
standard size TourVelvet grips and TrueTemper Gold X-100 shaft}
WEDGE:
NIKE 56degrees ProCombo SW and 60degrees SVLV
PUTTER:
Sootty Cameron By Titleist stainless Newport 2putter(35 inchs)
BALL:
NIKE one platinum