リゲルの思いつくままに

PLANET-EARTH

・・・ FOR YOU ・・・

「除夜の鐘」には未だ早いが・・

2006年11月29日 | Weblog

さて、「除夜の鐘」だが・・以前、相当前の話ではあるけど日本経済新聞の日曜版に面白いコマーシャルが連載された事があって、当時の薬師寺の管長が「除夜の鐘」について・・108の煩悩に関して話をしていた。
所謂、人生は「四苦(4*9)」「八苦(8*9)」=「四苦八苦」だという。
即ち、4*9=36と8*9=72を足して、108。知っての通り「四苦」は「生老病死」・・生まれて、老いて、病んで、死ぬ。の誰にでも訪れる、避けられない悩みである。「八苦」では逢いたくない人とも・・仕事柄とかで会わなければならない悩みや愛する人との別れとか・・人様々の悩みであると言う。そこで、その様な悩み、108の煩悩を取り除こうとするのが「除夜の鐘」だというのだった。この一面を飾ったCMはXEROX社が掲載していたのである。
これ以外では、「アニマル・ディスタンス」も 興味深く見た記憶がある。時々CMには面白い企画があって、テレビでも 過ってこんなのがあった。アイスクリームの「ハーゲン・ダッツ」のであったが、背景にチラッと極短い・・1~2秒だろうか?「馬頭星雲」が写し出されていた。アイスの宣伝と「馬頭星雲」面白い組み合わせだと感心した。何時もながら、くだらないブログになってしまうが、これも自分が至らない所為であるので許していただきたい。な~んて言っちゃって・・では。
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「ラスベガスとグランド・キャニオン」

2006年11月27日 | Weblog

ロスとフリスコからサンジェゴを周って、ラスベガスに・・マッカラン空港からグランド・キャニオンに飛行機で飛んだ。ラスベガスの眩い夜景とカジノもよかったがグランド・キャニオンの景色も格別だった。5月だというのに肌寒く宿泊した高級のロッジ風のホテルがまたよかった。今にもインディアンが現れそうな岩山・・壮大な景色には圧倒された・・巨大なフーバー・ダムや奇岩の数々。思わずビデオを回して取り捲った・・そういえばラスベガスの夜に消費される電力は 川崎市の・・コンビナートを抱える川崎の一週間分の電力を一晩で消費するらしい。そう言ったところが如何にもアメリカらしいのかも知れない。アメリカでは近代的な町並みもいいけど・・やはり自然に触れるのもいい。先日 ドラマ「24」のキーファ・サザーランドのインタビューをビルトモア・ホテルからだったというDVDを見たが、僕も同じホテルに泊まっていたのを思い出した。まだまだ 行ってみたい所も多いが・・これからじっくり探してもみたい気がする。訪ねる目的に応じた所を・・・。 今夜 PMで話した○○君(女性だけど・・)にも教えてあげたい世界もある。

 

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「再び・・ポーツマス港」

2006年11月24日 | Weblog
午後7時、英国海軍のヘリコプターがバーダム基地の芝生の上でエンジンを始動した。マウントバッテン卿を乗せてプロペラが回り浮上した。見送りは敬礼よりも手を振る者が多く賑やかだった。マウントバッテンはいつも、彼の部下たちからこうした打ち解けた見送りを受ける事が多かった。クリストファーはヘリコプターからそれ程遠くない所に立って、静かに見送った。ヘリコプターに乗る直前に、マウントバッテンはクリストファーを側に呼び、「これからのお前の仕事がとても厳しいことはわかっている」と言った。「だから、俺はお前が部下を少しでも動かしやすいようにしておいたよ」「ありがとうございます」、部員たちが手を振った。「後は頼んだよ」とマウントバッテンは言った。しかし、それ以上の説明はなかった。マウントバッテンの約束は、何か良いことには違いなかったが曖昧だった。 ------------------------------------------------ 最初、クリストファーは肩章の金モールがいつもよりほんの少し光っているのかなと思った。しかし、注意して見ると中佐の三本の飾条が四本に増えていた。大佐である。彼はジリーに向き直った。「おい、誰がこんな事を洒落だと思っているんだ」別の女性が答えた。「洒落ではありません。大佐。これは本当のことです」クリストファーが扉の方を見ると、ジャマイマが立っていた。「莫迦なことを言うな」とクリストファーは怒鳴った。彼は真面目に怒っていた。「俺は大佐じゃない」「”ロンドン・ガゼット”は貴方を大佐だと思っています。彼女は ”ガゼット”を差し出した。王室と政府の公報である。他の記事もあったが毎日の軍関係の昇進、任命、叙勲が掲載されている。”ネービー・リスト”と共に英国海軍士官のバイブルだった。クリストファーは自分の名前とその進級を読んだ。やっと、彼はマウントバッテンの言葉の意味がわかった。---「俺はお前が少しでも動かしやすいようにしておいたよ」勿論、マウントバッテンはクリストファーの不安や鬱屈した思いも知っていたのだ。そして、彼はクリストファーの自信をかき立て、個人としても司令官としても気分を新鮮にさせて、”M”セクションを活気づけようと考えたに違いなかった。 ---------------------------------------------
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EL GRECO

2006年11月22日 | Weblog

Domenicos Theotocopoulos Known as EL GRECO

本名をドメニコス・テェオトコプーロスというギリシャ生まれ、イタリアのヴェネチアでティツイアーノに絵を学びスペインで活躍した最高の宗教画家の一人。「マニエリスム」(ルネッサンスからバロックへの過渡期の芸術様式)の画家でもある。晩年の傑作でもある、スペインのサラゴーサにある「アラゴン学院祭壇衝立」は特に有名。1995年日本人の手によって修復された。その際、イタリアの北西60キロにあるヴィチェンツアにあるサント・ドミンゴ・エル・アンティーグオ修道院の祭壇衝立なども参考にされたと聞く。終生流浪の芸術家として異郷のスペインで亡くなったエル・グレコは作品の署名にはドメニコス・テェオトコプーロスとサインしている。主な作品にはトレドにあるサンタ・クルス修道院の「無原罪のお宿り」や「アントニオ・デ・コバルピアス」など、プラド美術館ほかに数多くある。またグレコは蔵書の中などに絵に対する考え方を記している。「絵画は形や色彩を含めて、全てを判断する事が唯一の芸術で、あらゆる物の表現を目的とする」と余白に残しているという。また別の蔵書には、注目を意味する「目玉」の絵を書き込んでいる。そこには「ミケランジェロは人体に10等身や12等身の比率を与えた、人体はコンパスで測るのではなく、視覚で測ることが大切、何故なら判断するのは目だからである」と記されていた。 エル・グレコに限らずラファエロや他の画家にも興味はある。今まで 訪ねた美術館は:ルーブル美術館、マウリッツハイス美術館、プラド美術館、アムステルダム王立美術館、ウフィッツイ(Uffizi)美術館、ゴッホ美術館教会では:サンタ・マリア・デッレ・グラティエ教会 などがある。

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『「雑記」いつも そうだが・・・』

2006年11月20日 | Weblog

アインシュタインの一般相対性理論は単独ではこう予測している。時空はビッグバン特異点で始まり、もし全宇宙が再崩壊するならビッグクランチ特異点の、もし星のような局所的領域が崩壊する時にはブラックホールの中の特異点の、どちらかで終わる。と、穴に落ち込んだ物質はすべて特異点で破壊され、その物質の重力効果だけが引き続き外部に残る。しかし、量子効果を考慮に入れれば、物質の質量あるいはエネルギーは究極的には宇宙に戻され、ブラックホールそのものは、その中の特異点もろとも蒸発し去り最後には消滅してしまう。では、量子力学はこれと同じくらい劇的な効果を、ビッグバン特異点やビッグクランチ特異点にも及ぼすだろうか?重力場が強すぎて量子効果が無視できないような、宇宙のごく初期あるいは極く末期には、何が実際に起こるのだろうか?宇宙には本当に、始まりや終わりがあるのか?もしあるとすれば、それはどの様なものか?--------時空は有限であるが、境界を持たないという考えもある。

次回は「ドメニコス・ティオトコプーロス」について--でもえツ  あー彼は一般的には EL  GRECO (エル・グレコ)と呼ばれている・・

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「温室効果」を再考・・

2006年11月16日 | Weblog

何かが「透明」だというとき、普通に考えるのは、それを通して物が見えるという事で、必ずしもあらゆる種類の光がそれを通過出来るという意味ではない。例えば赤いガラスは透視出来るので透明だといえるが、青の光線は通さないし無色のガラスでは紫外線や赤外線は極く僅かしか通さない。ではここにガラスで出来た温室が日光を浴びて建っているとしょう。太陽の可視光線はガラスを自由に通過して中にある物体に吸収される。温室にある物体はその結果、外にある物体と同じように温められる。日光で温められた物体は、再び放射線のかたちで熱を放出する。勿論エネルギーの高い可視光線は出せないが低いエネルギーの赤外線を放散する。一定の時間が経つとその物体は太陽光線のかたちで吸収したのと同量のエネルギーを赤外線のかたちで放出し、温度を一定に保つ。温室の中では物体が放出する赤外線のうち、極く少量を除くとガラスを透過できず、その大半はガラスに反射されてエネルギーは温室内部に蓄積される事になる。このような現象を「温室効果」という。

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名器「ストラディヴァリウス」

2006年11月13日 | Weblog

僕が名器などと言うと、直ぐに女性の--と思われちゃいそうだが、これは違う!1700年代のイタリアが生んだヴァイオリンの名工の傑作だ!ハイビジョン放送でアルメニア出身で現在ドイツ在住のセルゲイ・ハチャトゥリアンの4月20日王子ホールでの演奏を聴いたが、その時彼が手にしてたヴァイオリンが日本より貸与されているのを知ってビックリしたものである。話によるとハチャトゥリアンがベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門での優勝を祝っての褒章として、4年間彼に貸与されたヴァイオリンが名器「ストラディヴァリウス」の1708年作の”ハギンス”だったという訳である。1714年作の”ドルフィン”はヤッシャ・ハイフェッツが私用していたし、ストラディヴァリウスと並ぶグァルネリウス・デル・ジェス”イザイ”はアイザック・スターンが過って私用し今では後継者と呼ばれるピンカス・ズーカーマンが使っている。これだけ物量の多い、技術的に発達した現在でも、ストラディヴァリウスのような名器がなかなか生まれていない。これは材料や技術だけでなく道具にもよるのかも知れない?丁度和食での刺身包丁のように両刃ではなく片刃のために味を損なわないという様に・・・。兎に角--そんな風に 楽しむのもいいかなと思った。

追記)パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで17才の最年少優勝者として2001年にはルーブル美術館でのリサイタルでデビューした庄司紗矢香にも1715年製のストラディヴァリウス”Joachim”が貸与されている。

 

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「もう一度・・逢いたい」

2006年11月12日 | Weblog

ドイツのデュッセルドルフでの、思い出だが--こじんまりとしたクラシックなホテルでの事、△○物産の人と夜に強かに飲んで和食の店で寿司を食べて帰還したところ夜中にドアがノックされてドアを開けると美女が--予め用意されたのだろう、ベッドに入ったものの酔いが廻っててていて花びらにキスをしたまでは覚えていたが結局寝てしまった。酔っていたにも拘わらず、ちゃんとお金をわたしたらしい・・翌朝にフロントの係りの女性から小さな封筒を渡され中を見るとドイツ・マルクの紙幣が入っていた。流石にビックリした。何もしなかった事に対する返金。将にプロフェッショナルな女だと思った、貰ったままにしてもいいのに--と思ったがちょぴり嬉しかった。何人かもう一度逢いたい女性がいるが彼女もその中の一人ではある。ホテルはエレベーターだけでなく、家具や調度品もクラシカルなものでもう一度宿泊してみたいホテルだ。ホテルといえばスエーデンのアルボガで泊まったホテルやパリのジョルジュⅤ(サンク)にもいい思い出がある。最近はそのようなホテルの思い出はないが、ホテルは別として逢った女性が素晴らしい事もあって--再会の約束は一応しているところだ--結局いい女とは優しい事に尽きる!かって、ヨハネス・フェルメールが描いた女性のような・・・・。

映画の「Girl with the earling 」(首飾りの少女」に出演してた グリート役のスカーレット・ヨハンソンはいいね・・

   http://www.girlwithapearlearringmovie.com/

 

 

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「10年振りに再読の機会を得て」

2006年11月10日 | Weblog

Ross Perot を懐かしく思い出しそしてSEKOと再び別れる日・・      

     ”ON WINGS OF EAGLES” (鷲の背中に乗って) ・・・ワルサーPPKの射撃練習はガーランド・パブリック射撃練習場へ行っておこなった。射撃場の係員には、彼らはダラスでの講習に全国から集まってきたガード・マンだと話した。
そのコースに射撃訓練も入っているのだということにしたのだが、係員は信用しなかった。黒塗りのリンカーンのトランクからワルサーPPK 10丁と弾薬5000発を出してきたので、なおさら胡散臭い目で見られる事になった。
----------------------------------------------------- ある日の夕方サイモンズは湖畔の別荘で迅速かつ音を立てずに人を殺す方法を教えた。全員にガーバー・ナイフを渡した。細身の両刃のナイフで短い刺殺用武器である。「ずいぶん小型だな?」とディヴィスがナイフをつくづく眺めな がら言った

「これで長さは十分なのかな?」サイモンズはジャクソンの背中を借りて腎臓の位置を皆に示した。「ここを一突き、それで致命傷だ。」「叫び声をあげませんかね?」とディーヴィス。「ひどい痛みで声など出ないよ」サイモンズが実演してる時、ストファーが入ってきて両手にマクドナルドの紙袋を下げたまま、ポカンと口を開けて入り口に立っていた。それを見てサイモンズが言った「ほら彼を見ろ--声も出せないでいる、未だ刺されていないのにな」ストファーは笑い出して皆にハンバーガーを配った。
「客の一人もいない店でハンバーガーとフライをそれぞれ30個頼んだら、女の子何と言ったかわかるかい?」「何を言いました?」「何時ものセリフだよ『For here or to go?』(Eat in or take away?)
だとさ」

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『ポーツマス港の罠』

2006年11月09日 | Weblog

「明日はちょっとした仕事がある。少し足を濡らすのさ」 (英国王室予備海軍中佐ライオネル・クラブは、ポーツマス港で酒飲み仲間に言った) 「クラブ中佐がどうして死んだかについては、国の利益のためにも、一般に公開されるべきではないだろう・・・」(元英国首相アントニー・イーデン) ---------------------------------------------------- 最初の日に、クラブ中佐は自己紹介の代わりに言った。「お前たちがこれから習うことは、間違えれば確実に死ぬ、巧くやれば自分の生命を救える。どっちに転ぼうと俺は構わない。だから自分で気をつけろ。」それからクラブはクリストファー・クレイトンと二人の部下にあらゆる事を教えてくれた。三週間後に、一人づつ地中海に送り込んで係留されっぱなしの英国軍艦の船底に取り付けられた模造貝型水雷を取り除かせた。”リンペット・マイン”は長い間海軍用水雷の主力だった。船底に取り付けられた後に、時には何日も後になって爆発するのだ。40分間海中に潜って、クリストファーが三個の模造水雷を外してクラブに渡すと、彼はそれを助手に手渡した。「起爆装置が完全に外されているかどうか、テストしてみろ」「えっ!」クリストファーは肝を潰して叫んだ。「これは模造じゃないんですか?」クラブはすかさず言った「勿論、本物だ」「真剣に教えなければ、教える意味がないんだ」クリストファーは口を開けたままだった。「それは爆発したかも知れなかったんですか?」クラブは答えた。「その通りだ。お前がうまく外せたかどうか、俺はどうして判るんだ?もしそれが爆発すれば、すべては一吹きだ。俺は直ちにお前が失敗したとわかるんだ」「私は殺されたかも知れないんだ!」「それはそうだ。そして、お前は次の新兵に代わられていたかも知れない。お前よりもっと有能な新兵にな」「その点、私は全く幸運だった。そうじゃないですか?」クリストファーは腹立たしげに言い返した。「違う」クラブはもっと激しく言い返した。「そこが俺たちの話のポイントだ。お前は幸運ではない。よくやったんだ!俺のところに来るのは、一番出来のいい奴ばかりだ。俺は、その内一人も失ったことはない。しかし、もしお前があの水雷が本物だと知っていたら、お前も艦も天国に飛んでいるだろう。だから、俺が教えることは簡単だ。すべては意思だ。すべては自信だ。いつでもお前は、こんなものは練習だと自分に言え。そうすれば、気持ちが楽になって巧く出来る」「はぁ」クリストファーは鈍く答えた。「そうだろうと思います」「なに!」とクラブは怒鳴った。「はい、わかりました」とクリストファーは自分の返事を訂正した。 ※これが 何時も正しい教え方ではないかも知れないが、興味ある方法かも知れないと 思う。今の時代 教育に関する問題が多い中で・・は。

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