リゲルの思いつくままに

PLANET-EARTH

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「In The Name of Father」

2019年10月16日 | Weblog
 
「父なる神の名において」 (In The Name of The Father)・・・・・・・・「私の提案というのは、法王の使者をアンドロポフへ派遣しょうという事なんだ」それを聞いていた残りの二人が揃っていきなり顔をあげた。
オランダ出身のベーコン司祭と呼ばれるピーター・ヴァンバラの顎にはアイスクリームのかけらがくっついていた。「使者?使者がアンドロポフに何を言いにいくのかね?」ともう一人のイエズス会の総師アンジェロ・メンニニは訊いた。
「メッセージの内容は?」ヴァーサノは今度もまたしばらく様子を窺った。
彼の内なる役者がその瞬間を楽しもうとしているようだった。彼は好奇心でうずうずしてる二人の目を覗き込み、それからそっけなく言った。
「メッセージなんてないんだ。密使の仕事は・・アンドロポフ暗殺だ」
ヴァーサノは驚きを予測していた。・・・・・・ アンドロポフとは当時のソヴィエット(旧ソ連)の書記長である・・元ローマ法王 ヨハネ・パウロ二世 がソ連のKGBに狙われていたことに対するローマ法王庁の反撃? をモチーフにした小説だったが・・当時面白く読んだものだ。
最近はめっきり 本を読まなくなったが 兎に角本は沢山ある。
主な作者:ロバート・ラドラム、トム・クランシー、ジェフリー・アーチャー、ケン・フォレット、A・J・クイネル、コリン・フォーブス・・フレデリック・フォーサイス などだ・・。
ここ最近では視力も弱くなって、本は殆ど読んでないのが実情だ。
 
※「君が代」の原形?の古今和歌集でもじっくり読んでみようと言う気持ちはある
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「エル・グレコ」

2019年10月16日 | Weblog
僕が主宰している別のブログがあるが、かなり昔に投稿したブログに「エル・グレコ」がある。


本名をドメニコス・テェオトコプーロスというギリシャ生まれ、イタリアのヴェネチアでティツイアーノに絵を学びスペインで活躍した最高の宗教画家の一人。「マニエリスム」(ルネッサンスからバロックへの過渡期の芸術様式)の画家でもある。晩年の傑作でもある、スペインのサラゴーサにある「アラゴン学院祭壇衝立」は特に有名。1995年日本人の手によって修復された。その際、イタリアの北西60キロにあるヴィチェンツアにあるサント・ドミンゴ・エル・アンティーグオ修道院の祭壇衝立なども参考にされたと聞く。終生流浪の芸術家として異郷のスペインで亡くなったエル・グレコは作品の署名にはドメニコス・テェオトコプーロスとサインしている。主な作品にはトレドにあるサンタ・クルス修道院の「無原罪のお宿り」や「アントニオ・デ・コバルピアス」など、プラド美術館ほかに数多くある。またグレコは蔵書の中などに絵に対する考え方を記している。「絵画は形や色彩を含めて、全てを判断する事が唯一の芸術で、あらゆる物の表現を目的とする」と余白に残しているという。また別の蔵書には、注目を意味する「目玉」の絵を書き込んでいる。そこには「ミケランジェロは人体に10等身や12等身の比率を与えた、人体はコンパスで測るのではなく、視覚で測ることが大切、何故なら判断するのは目だからである」と記されていた。 エル・グレコに限らずラファエロや他の画家にも興味はある。今まで 訪ねた美術館は:ルーブル美術館、マウリッツハイス美術館、プラド美術館、アムステルダム王立美術館、ウフィッツイ(Uffizi)美術館、ゴッホ美術館教会では:サンタ・マリア・デッレ・グラティエ教会 などがある。
最近はフェルメールやジョルジュ・ド・ラ・トゥール展などを楽しんだ意外余り見ていないかも知れない。

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