リゲルの思いつくままに

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'In The Name of The Father'

2018年02月15日 | Weblog

「父なる神の名において」 (In The Name of The Father)・・・・・・・・「私の提案というのは、法王の使者をアンドロポフへ派遣しょうという事なんだ」それを聞いていた残りの二人が揃っていきなり顔をあげた。
オランダ出身のベーコン司祭と呼ばれるピーター・ヴァンバラの顎にはアイスクリームのかけらがくっついていた。「使者?使者がアンドロポフに何を言いにいくのかね?」ともう一人のイエズス会の総師アンジェロ・メンニニは訊いた。
「メッセージの内容は?」ヴァーサノは今度もまたしばらく様子を窺った。
彼の内なる役者がその瞬間を楽しもうとしているようだった。彼は好奇心でうずうずしてる二人の目を覗き込み、それからそっけなく言った。
「メッセージなんてないんだ。密使の仕事は・・アンドロポフ暗殺だ」
ヴァーサノは驚きを予測していた。・・・・・・ アンドロポフとは当時のソヴィエット(旧ソ連)の書記長である・・元ローマ法王 ヨハネ・パウロ二世 がソ連のKGBに狙われていたことに対するローマ法王庁の反撃? をモチーフにした小説だったが・・当時面白く読んだものだ。
最近はめっきり 本を読まなくなったが 兎に角本は沢山ある。
主な作者:ロバート・ラドラム、トム・クランシー、ジェフリー・アーチャー、ケン・フォレット、A・J・クイネル、コリン・フォーブス・・フレデリック・フォーサイス などだ・・。

コメント
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