去年★も参加して あまりにも楽しくて ハマってしまったので
今年も参加して来ました! 発掘調査体験!
場所は大安寺の旧境内、南大門の南東
幻の六条大路が実在した事を証明しよう!という目的の調査です
事前に講習を受けた人(申し込みは終了しています)が、希望の数回 参加可能です。
私の参加初日は、現場の水が引かず 発掘作業が出来ませんでした 残念~
前日の台風で大雨が降ったのに加え、その日は周りの田んぼの水抜きが一斉に行われた様で・・・
そらは台風一過で 秋晴れの気持ち良い天気だったのに・・・
残念だったけど、かわりに少しだけ遺跡探索ツアーの説明を受けました
大安寺の収蔵庫の仏像の拝観
東塔跡と西塔跡の説明など
そして 日を改めて 2回目の参加日
表土(近現代以降の造成土の層)と その下の耕作土
遺物包含層(土器や瓦などを含んだ層)の違いが良くわかる
奈良時代の人が歩いていた もともとあった地面(地山)
考古学の世界では平安後期や江戸時代の事は「比較的 新しい」と表現する
「考古学あるある」です
包含層からは主に瓦が多く出てきます
これはこの場所の近くに寺院があった事の証し
奈良時代に 大量の瓦が使われているのは寺だけだったそうです
長屋王の屋敷でも檜皮葺きだったろうと言う事です
10月の終わりか11月初めに 現地説明会があると思いますが
それまでは何が出てきたとか、六条大路はどうなのか?等
素人が うかつにしゃべってはいけないと思うので、残りの画像のアップは後日にします
あと2回 参加予定です
発掘調査体験は事前申し込みが必要で、今回の応募は終了していますが
「大安寺遺跡探訪ツアー」は、申込み不要で
10月の開催日は 平成29年10月2日(月)~6日(金)午前9:30~12:00
当日の9時半~9時50分に、大安寺南大門前で受付
発掘現場の見学と説明もコースに含まれてますよ
奈良市ニュース★(YouTube 動画)
11/16 追記
現地説明会が開かれます★
平成29年11月18日(土)10~15時、史跡大安寺旧境内で発掘調査の現地説明会を実施。
六条大路の可能性が高い遺構の検出は長年の論争を解決するか?!
また、文献には記載のない塔院における平安時代の建物や井戸を発見! ・・・という内容