3/19から一般公開されている「太陽の塔」の内部見学に行って来ました!
内部見学は公式サイトで事前予約が必要です
料金は高校生以上は700円、小中学生は300円。
ほかに万博記念公園に入園する料金(大人250円、小中学生70円)が必要です。
48年前に万博に行ったけど、そんなにはっきり覚えてない・・・って、年齢ばれますね・・・
でも、カナダ館の前で真っ赤な制服に身を包んだ、やたらめったら背の高い近衛兵
それだけは鮮明に覚えてます。
カナダ館で買ったピンバッチも まだ大切に持ってます。
11時からの入館予約だったので、早めに行って公園内をウロウロしてみる事に
塔から少し離れた所に竹林
タケノコ生えてました。美味しそう!筍ごはん食べたくなった~
その先にある「森の足湯」
無料で入れます(10分) タオル200円で販売あり
私と姉は、いつでもどこでも温泉やお風呂屋さんに入れるようタオルや手ぬぐいの類は常備
木々に囲まれた中にあるので、最高気温30度予報の暑い日でしたが
ひんやりと心地良い風が吹き抜けて、足だけホコホコして気持ちいいったら!
すっかり癒されて、太陽の塔へ
塔には3つ顔があり、皆がよく見る 現在を象徴する正面の「太陽の顔」
頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」
背中には過去を象徴する背面の「黒い太陽」
しかし実際には 第4の顔 「地底の太陽」があったらしいのです
「地底の太陽」は、高さ約3m、全長約11mの巨大な展示物であったとされています
博覧会終了後の撤去作業から48年経った現在も行方がわからない状態という事です。
そういうところも 謎めいていて 皆が惹かれる要素の一つなのかも知れません。
予約QRコード提示で 入場券に引き換えて
ここから中は撮影禁止
岡本太郎ワールド全開です!
48年前に この世界観を作っていたなんて!すごい!
塔の中、右手を広げた内部のエスカレーターから大屋根へと移動する仕組みになっていたらしい
手の内側は 宇宙船の様でした。
エスカレーターも大屋根も 今はもうないけど、EXPO`70 PAVILION に模型が展示されています
1970年当時、万博の入場券 大人800円 子供400円
当時の平均月収5万円の時代だから、家族5人で結構な出費だったろうと思います
父に聞いてみたら「滅多にある事じゃ無いし、日本中が沸いた、一大イベントやった!」と。
大阪万博の入場者は6421万人。当時の人口の約半分だそうです。
同じ人が複数回入場してカウントされているとしても、すごい事です。
「EXPO`70PAVILION」 にも入ってみました。 常設展と特別展 共通チケット500円でした。
塔の設計図や 建設の様子 模型などが展示されています
ホステス(各パビリオンのコンパニオン)の衣装の展示
屋根から顔が突き出てるなんて、インパクト抜群!
大屋根の建築家・丹下健三とケンカして、屋根に穴を開けさせたなんて噂が流れたが
あくまで都市伝説
実際は工事に取り掛かる前(計画段階)で すでにそういう構想になっていたそうです。
穴の開いている所に塔を建てたと云うのが本当のところらしいです。
丹下さんが岡本太郎さんの芸術を認めていたから、
そこに塔が突き出る事を「面白い!」と思われたのでしょうね?
今でこそ、いろんなジャンルの芸術があって理解もされるけど
50年前の まだ お年寄りは着物を着てる人も多かった時代(うちのお婆ちゃんも)に
芸術作品・彫刻としてではなく、パビリオンとして建築物としてあんな塔ありますか?
衝撃的だったと思います。
ちなみに 万博当時、幼児用に黄色いベビーカーが貸し出されたのです
私は ベビーカーに乗る年齢ではなかったのですが、体が弱かったからか?
それに乗せられている写真がアルバムに残っています
昔話が出てくると、いつも そのベビーカーに乗っていた事をいじられます。