リンムーの眼 rinmu's eye

リンムーの眼、私の視点。

新書大賞

2010-03-06 | book
本屋大賞という、書店員が毎年のベスト小説を投票する賞があるが、その新書版も近年行なわれている。
今年の(つまり去年刊行の)新書大賞1位は、内田樹『日本辺境論』(新潮新書)だった。

友人が貸してくれたので、さっそく読んでみた。
内容は、ウチダ流日本人論。
日本人はなぜ日本人の特殊性について論じるのが好きなのか等を、融通無碍に語る。
初読の人は戸惑うかもしれないが、ファンにはいつもの知的漫談、知の整体師・タツル先生にアタマがほぐされる。

大賞受賞時の講演が、公式HPの音声ファイルで聞くことができる。
当代一の床屋政談(ホメ言葉です)をタダで聞けるなんて!
是非立ち聞きしてみてください。

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