(つづき)
和気富士頂上で三角点や北曽根城址、和気町周辺の景色などを見た後、
和気アルプス縦走を続けます。
明瞭な案内板。今回、神ノ上山の後に 鷲ノ巣の岩場 へは行きますが、
竜王山は通らず、ただ竜王山の見応えの有る 岩壁(バットレス) を見て通ります。
頂上から急斜面を下ります。
ジグザグコースなので安全です。
鞍部あたりから吉井川と和気橋が見えました。
縦走路が土の道から、 岩場の尾根 に変わってきました。
岩尾根の部分は邪魔な雑木もなく、視界が開けていました。
吉井川と金剛川が合流している和気地方が一望できました。
正面の奥に、熊山連山も臨めました。
尾根全体が岩の塊。露出した岩肌の状態。
これから向かう和気アルプスの稜線です。右側の高い山は 神ノ上山(370.3m)
エボシ岩 と名付けられた岩峰が有りました。
順番にエボシ岩の狭い頂上に立っています。
エボシ岩の全景
和気アルプスの稜線
ブルーシートのピークが観音山。 岩山→前ノ峰→穂高山、一番奥の神ノ上山へ続きます。
前方には、穂高山→竜王山分岐→奥の峰 →神ノ上山 と稜線が続いています。
穂高山南側の岩壁の上の狭い岩尾根を歩きました。
岩尾根の岩面の様子、色んな色に変色しているようです。カビ?酸化?苔?
自然のままの岩石を登ります。
迷った時には、案内板でコースや方向を確認出来ます。
右側の縦走コースをたどれば観音山の頂上へ直接行けますが、
私は 和文字の中へ の標識に沿って左の道へ進んでみました。
暫らく行ってみると山の斜面に 火床 (レンガ造りの窯)が沢山並んでいました。 マキを燃やす窯です。
火床 は上方にも続いて多数配置されていました。
備え付けの階段を登っていくと頂上に着き、他の仲間と合流しました。
火床 は、和気の 「和」 と配置されているのですが、現場では全く分かりませんでした。
仲間もここは一体なんだろうかと 不思議がっているようです。
火床 で焚く薪(マキ)が山積みに保管されてブルーシートで覆われていました。
エボシ岩付近で見えたブルーシートはこれでした。
火床の真下の民家からは 和 の文字は見えないでしょう。
火の粉が飛んで来ないか心配です。
頂上には薪(マキ)のほか万一に備え、消化用の防火用水も用意されていました。
毎年8月16日午後8時、京都の大文字の送り火と時を合わせて、
和気町の観音山に「和」の火文字が点火されます。
河川敷に観客席が設けられ、各種アトラクションも開かれます。
(和気町のホームページより)
(つづく)